POF vs 無限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 05:34 UTC 版)
「JUNKMETAL」の記事における「POF vs 無限」の解説
グールは人類に牙を剥く恐るべき存在として認識され、これに対抗する手段が強く求められていた。そこでPOFはジャンクメタルを対グール兵器としてカスタムしていく方針を打ち出す。やがてジャンクメタルは開拓民にとっての必需品となり、民間からの発注が殺到する事態となる。POFはこの特需を前に、アルター暦17年にルブラン条例を発令。これは街の外に出る際のジャンクメタル搭乗を義務づけるものであり、表向きは対グール対策の一環とされていたが、その実態はジャンクメタルが生み出す利益を更に肥大化させるためのものだった。その裏にはアルター8の覇権を掌握せんとする、独裁化計画委員会のような存在もあったとされている。 こうして莫大な利潤を一手に握ったPOFだったが、アルター暦58年、傘下企業の一つであった無限大インダストリー社が独立を宣言、無限大公社(以下無限)とその名を変え、POFのライバル企業として立ちはだかる。無限はルブラン条例の隠された意図を正確に掴んでおり、これを切り札としてPOFからの利益割譲を迫ったのである。POFはこの事態に激昂したものの、企業秘密を握られた事で無限の動きを容認するしかなかった。しかしそれはあくまで表向きだけであり、市場競争で無限を蹴落とすべく自社ジャンクメタルの強化・改良に力を入れるようになっていく。 アルター暦68年、開拓エリアの一つであるベルギュダック山稜にて、両社のジャンクメタルによる小規模な武力衝突が勃発する。このベルギュダック・インシデントによって、両社の確執はいよいよ決定的なものとなり、現場レベルの人間にまで禍根を残す。その後も戦闘行為は散発、次第にエスカレートしていき、ついには数百人規模の戦争状態にまで発展。事態の深刻化による地球本社からの介入を恐れた両社はトップ会談を開き、互いへの武力行使を禁ずる協定を結び、表向きには事態は沈静化する。
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