P-MP218/618系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:15 UTC 版)
「三菱ふそう・エアロスター」の記事における「P-MP218/618系」の解説
初代エアロスターは、1984年、それまでのK-(及びP-)MP118/518系を全面モデルチェンジして誕生した、P-MP218(リーフサス)/618(エアサス)系にはじまる。 エンジン型式こそ6D22で変わらなかったが、標準出力車で158 kW (215 PS) から165 kW (225 PS) / 2200 rpmに出力が引き上げられており、エンジン音もMP118/518系と異なったものになっている。さらにターボエンジン搭載車 (6D22T1:200 kW = 270 PS) も、改造扱いで途中から追加設定された(型式のうち機関名後に「T」、末尾に「1」が加わる。例:P-MP618MG→P-MP618MTG1)。また車体寸法の見直しが行われ、ホイールベースは、短尺(K尺、4.8 m)、標準尺(M尺、5.3 m)、長尺(P尺、6.0 m)の3種類が設定され、後に神奈川中央交通の発注で5.8 mのN尺が追加された。 そして最も大きな差が車体である。指定車体である三菱製又は呉羽(→新呉羽→MBM)製車体は、従来のモノコックボディから、スケルトンボディに切り替えられ、外観が大きく変更された。なお車体形状により型式末尾に識別記号(以下便宜的に「車体識別記号」という)を加えた(前扉のみ:G、前後扉:R、前中扉:F)。 1988年(昭和63年)にはマイナーチェンジが行われ、内装がエアロバス同様に茶色系から灰色系へと変更された。他にはFCTのインジゲータもデジタル表示に変更されるとともに、エアロバスと同様にタコメーターの下部に配置された。 エアロスターM P-MP218K しずてつジャストライン P-MP218M 網走バス P-MP618Pトップドア仕様 阿寒バス P-MP618M改 名古屋市交通局 エアロスターK P-MP218K しずてつジャストライン P-MP218M くしろバス P-MP218P改 北見バス P-MP618P 阿寒バス(元自家用) 富士重・西工車体の架装例 富士重車体 15型B P-MP618M改 中国JRバス 富士重車体 15型E P-MP218P 江ノ島電鉄 富士重車体 17型E P-MP618P じょうてつ 西工車体 58MC B-II P-MP218M 西鉄バス
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