OVA版との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:05 UTC 版)
「神秘の世界エルハザード」の記事における「OVA版との違い」の解説
王女ファトラが登場せず、OVA版でファトラの侍女兼愛人のアレーレは王室全体の侍女という扱いになっており、初登場の4話を除き誠にも敬語を使い、忠実な働き者に変更された。 幻影族はいない設定になっている。 OVA版ではエルハザードに渡ったときに各個人がそれぞれ身につけるはずの特殊能力も、テレビ版では会話が成り立つだけの陣内と、能力の関係上目立つ藤沢の怪力以外ほとんど描写されていない。 ルーン王女がOVA版の20代半ばの落ち着いた王女から10歳程度若返り、多感な少女に変更。誠の思い人もイフリータから彼女に変更された。 神官ミーズはOVA版ではイケイケな性格だったが、テレビ版は最も人間的に成熟しているほどの人格者。ただし自ら藤沢にデートを申し込んだり結婚に関する欲求はOVAと変わらず。 イフリータの姿や性格付けが大いに異なっており、楽天的なキャラクターとして描かれる。声優の演技もOVA版とは違う少女の演技になっている。ただし真の力に目覚める第25話ではOVA版と全く同じ演技となった。 OVA版には「エルハザードには下着という概念が無く、男女を問わず下着を着けていない」という裏設定があった。実際にアレーレは設定資料でも下着を着けておらず、シェーラもイフリータとの戦闘中に一瞬だけだがスカートの中が見える場面があり、それで確認できる(OVA4巻)。ただ、エンディングアニメーションではアレーレは下着を着けており、林宏樹はこれに関しては「誠に教えてもらったのでは」と答えている。また、OVA第2期と「異次元の世界エルハザード」では、シェーラは下着を着けている。テレビ版では最初から上記のような設定は無いということになっているらしく、一瞬だけだがシェーラのスカートの中(赤色のハイレグパンティ)やイフリータのスカートの中(赤色のタイツ)が見える場面があり、ルーンはスカートの中に黒のタイツ(公式設定ではタイツとなっているが外見はロングスパッツに近い)を履いていた。 菜々美が誠のことを「まこっちゃん」と呼ぶ(OVA版では「まことちゃん」)。
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