OS/360とは? わかりやすく解説

OS/360

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 03:24 UTC 版)

OS/360(オーエスさんろくまる) は、IBM1964年に発表したメインフレームコンピュータであるSystem/360用のオペレーティングシステム (OS) である。




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OS/360

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IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事における「OS/360」の解説

詳細は「OS/360」を参照 OS/360は様々なレベル機能サポートしており、共通のAPIで、より多くコード共通化された。PCP同時に1つプログラムだけしか実行できない廉価版で、MFT (一定個数タスク実行できるマルチプログラミング版)とMVT(タスク無制限に実行できるマルチプログラミング版)は、後継機発売されてから5年経過した1970年代後半頃まで使用された。PCPMFTMVT3つ分割した理由は明らかではなくMVT中間クラスモデル使用するにはメモリ喰い過ぎたのか、あるいはIBMマルチプログラミング版をMFTとして至急リリースしなければならなかったかなどの理由考えられるPCPMFTMVT3つメモリ管理方法異なっているが、機能的には非常に似ている(下記参照)。 共通化されたアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)。アプリケーションプログラムバイナリは再コンパイルすることなくPCPMFTMVT実行できるDOS/360よりも柔軟使いやすい同じJCLDOS/360と同じファイル読み書き方式(シーケンシャルインデックスダイレクト)に対応。データ通信のBTAMにも対応している新しパーティション分けされたファイル構造とアクセスインターフェイスであるBPAMに対応。主にプログラムライブラリの管理用いられた。パーティションスペース解放するために圧縮する必要が相変わらずあったが、PCPMFTMVTではパーティションの数に制限がなく、プロジェクトごとに1本以上のパーティション割り当てることができるため、DOS/360のコアイメージライブラリとは異なり作業止まって開発作業支障が出ることがほとんどなかった。 ファイル階層として管理できるようにするファイル名システム。PROJECT.USER.FILENAMEなどの命名可能だったスプーラ機能 (DOS/360にはない)。 アプリケーションジョブの中でサブタスクを生成できるマルチタスクに対応。 OSが256KB未満システムインストールすることは当時経験から推奨されず、これは1960年代にはどこでもよくある制約だった。

※この「OS/360」の解説は、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の解説の一部です。
「OS/360」を含む「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事については、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の概要を参照ください。

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