MMULT 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
2 つの配列の行列積を返します。計算結果は、行数が配列 1 と同じで、列数が配列 2 と同じ配列になります。
書式
MMULT(配列 1, 配列 2)
解説
- 配列 1 の列数は、配列 2 の行数と等しくなければなりません。また、両方の配列には数値だけが含まれている必要があります。
- 配列 1、配列 2 には、セル範囲、配列定数、またはその参照を指定します。
- MMULT 関数は、次の場合にエラー値 #VALUE! を返します。
- 2 つの配列 b、c の行列積である配列 a は次のように定義されます。
メモ Excel Web App で配列数式を作成することはできません。
使用例
使用例 1
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
- 空白のブックまたはワークシートを作成します。
- ワークシートでセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。Excel Web App を使用している場合は、使用例のセルごとにコピーと貼り付けを繰り返します。
メモ この使用例の数式は、配列数式として入力する必要があります。使用例を新規ワークシートにコピーした後、A8:B9 のセル範囲 (配列数式が入力されているセルが左上になる) を選択します。F2 キーを押し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。この数式が配列数式として入力されていない場合、単一の値 2 のみが計算結果として返されます。
使用例 2
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
- 空白のブックまたはワークシートを作成します。
- ワークシートでセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。Excel Web App を使用している場合は、使用例のセルごとにコピーと貼り付けを繰り返します。
メモ Excel デスクトップ アプリケーションでは、この使用例の数式を配列数式として入力する必要があります。使用例を新規のワークシートにコピーした後、セル範囲 A8:B9 (数式が入力されているセルが左上になる) を選択します。F2 キーを押し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。この数式が配列数式として入力されていない場合、単一の値 6 のみが計算結果として返されます。
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