L15B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:09 UTC 版)
「ホンダ・L型エンジン」の記事における「L15B」の解説
NA 3代目フィットに初搭載されたDOHC直噴エンジン。吸気側にはVTCとともに低速カムと高速カムによる高出力型VTECを採用する。圧縮比は11.5。点火プラグの小径化によってバルブ径を拡大し吸気効率をアップ、ポンピングロスを低減している。クランクシャフトではジャーナル径を50mmから46mmにサイズダウン、バランスウェイトも減らして軽量化している。 VTEC TURBO ダウンサイジングコンセプトに基づき、L15Bにターボチャージャーを組み合わせて2.0L並みの性能を発揮する。5代目ステップワゴンに初搭載された。ホンダの登録車向けターボエンジンは初代レジェンドに搭載されたC20A以来である。また、VTECと称しているがバルブ可変機構は位相可変型のVTCのみであり、これをVTECと呼ぶのはこれが初めてである。ベースとなったエンジンは前方吸気・後方排気であったが本エンジンでは後方吸気・前方排気となっている。
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