KN-08
北朝鮮が開発しているとされる新型の弾道ミサイル。中距離弾道ミサイル(IRBM)か、あるいは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推測されている。
KN-08は2012年4月の太陽節で初めて公開された。太陽節は金日成の誕生を記念する祝日であり、2012年はちょうど生誕100年にあたっていた。公開時の写真から、KN-08は全長18~20メートル、直径は2メートル前後と推定されている。従来型ミサイルと比較すると、KN-08の射程距離はざっと5000~6000キロメートル、あるいはそれ以上の射程を持つ可能性があるという。
2012年に公開された時のKN-08は、示威目的のハリボテに過ぎなかったという見解がある。しかし、2013年2月に北朝鮮が新型ミサイルのエンジンの燃焼実験を実施したことで、KN-08の存在が確実視されることとなった。
2013年2月19日現在、KN-08の開発がどの程度進んでいるのかは詳らかでない。
関連サイト:
北朝鮮、3回目の核実験前日に移動式ICBMのテスト - 朝鮮日報日本語版 2013年2月18日
KN-08
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 07:36 UTC 版)
KN-08は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で開発中と推測された大陸間弾道ミサイル(ICBM)。KN-08はNATOコードネームであり、北朝鮮国内では火星13と呼称されているとみられている[1]。本記事ではKN-08の派生型とみられるKN-08 Mod2(KN-14)についても記す。
- ^ a b Weapons of Mass Destruction (WMD) GlobalSecurity.org
- ^ Why new North Korea missiles are fakes
- ^ North Korea’s New Long-Range Missile: Fact or Fiction?
- ^ 【北核実験】新型ミサイルの燃焼実験 核実験の前日 - MSN産経ニュース
- ^ 。N. Korea's failed missile tests could have involved KN-08: U.S. expert 聯合ニュース 2016年10月27日
- ^ KN-08:Hwasong-13
- ^ 北朝鮮の核威力は広島原子爆弾の3倍=独研究所
- ^ 北朝鮮の軍事パレード~労働党創建70周年~写真特集 時事通信 2015年10月10日
- ^ "So, it's not that missile. At least, not in a form I recognize."
2017年7月4日のジェームズ・マーティン不拡散研究センター東アジア不拡散プログラムディレクターのジェフリー・ルイスのツイートより
- 1 KN-08とは
- 2 KN-08の概要
- 3 概要
- 4 関連項目
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