HDCAM
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HDCAM(エイチディーカム)とは、ソニーが開発した高精細度テレビジョン放送(HDTV)向けの撮影用ビデオテープ。Digital BETACAMのHD対応仕様である。
- ^ [1]
- ^ “ソニー、ハーフインチの業務用VTRとカムコーダを'16年3月で販売終了。テープは継続”. AV Watch. (2014年10月9日)
- 1 HDCAMとは
- 2 HDCAMの概要
- 3 脚注
HDCAM-SR
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HDCAM SRは高密度磁気粒子採用のベータカムテープを使い、2003年に導入された。 映像ビットレート440Mbit/sで、コンポーネント4:2:2サンプリング・10ビットDCT圧縮で1/2.7圧縮を実現した規格である。HDCAMより増えたビットレートによって1920×1080を収録することができる。 HDCAM SRは新しい圧縮技術「MPEG-4スタジオプロファイル」を採用している。 音声はAES/EBU 24bit/48kHzで12chまで対応している。 倍速記録を使用した場合、映像データレート880Mbit/sで高画質RGB4:4:4を一系統収録かYCbCr 4:2:2を二系統収録できる。440Mbit/sモードはSQ、880Mbit/sモードはHQと呼ばれる。2005年にポータブル機SRW-1で利用可能になった。オプション機器を装着することでRGB 4:4:4での1080/60p記録ができる。 2008年発売のアドバンストHQプロセッサーボードの装着によりスタジオ機SRW-5800でも880Mbp/sに対応する。 愛知万博のスーパーハイビジョン画像展示の送出にも使われていた。
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