ビットレート
ビットレートとは、ビットレートの意味
ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のこと。ビットレートは、動画や音声の質について表しており、基本的には、ビットレートが高ければ高いほど、画質、音質が良くなるとされている。ビットレートの単位にはbps(bit per second)が使われる。計算式は、「静止画面1枚のデータ量×単位時間当たりの枚数+音声でデータ量」である。オーバルビットレート
ビットレートは、1秒あたりに送受信できるデータ量のことだが、映像ビットレートと音声ビットレートを合わせたものをオーバルビットレートと呼ぶ。一般的に、オーバルビットレートが高ければ、高画質、高音質の動画が再生できるが、映像ビットレートと音声ビットレートのバランスが悪いと、高画質、高音質の動画にならないことがある。ビットレートの上げ下げによるメリット、デメリット
ビットレートを上げるメリットは、1秒間にたくさんのデータを送受信できるため、その分高画質な映像や高音質な音声にすることができる。ビットレートを下げるデメリットは、画質や音質の低下である。ただし、ビットレートを上げると、機器のスペックやインターネット回線の速度が求められ、機器の発熱、誤動作などのリスクを招く可能性が高まる。ビットレートの上げ方や下げ方は、使用している動画編集ソフトなどの設定項目から変えることができる。ビット‐レート【bit rate】
ビットレート(Mbps)
1秒間にシステムが扱える最大のビット容量のこと。ビットはデジタル(2 進法)における0 と1で表される最小単位。Mbpsとはメガビット/秒で、例えばDVD の最大転送レート10.08Mbps は1008万ビット/秒のことだ。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
ビットレート
【英】bit rate
ビットレートとは、一定時間に何ビットのデータが処理されるかを示す率である。
ビットレートは、一般的には1秒間に何ビットのデータが処理されるかを表し、bps(bits per second)という単位を用いる。ビットレートは主に、通信や音声、映像などのデータ処理が行われた際に用いられる数値である。
通信においては、一定時間あたりに伝送できるビット数を表す。ISDNの規格である1.5Mbpsという伝送速度が一般的になってきた頃からブロードバンド時代と呼ばれるようになった。
音声・映像のデータ処理においては、音声・映像ファイルをある一定時間再生するのに必要となるデータのことを指す。例えば、MP3において一般的なビットレートである128kbpsと192kbpsを比較すると、128kbpsでは1秒間あたり128000ビットの情報を再生し、192kbpsでは1秒間あたり192000ビットの情報を再生する、という違いがあるため、データ量は128kbpsの方が軽いが、音質は192kbpsの方がよい。
技術・規格: | ハードウェアデコーダ ハードウェアデコード ハードウェアコーデック ビットレート ビデオキャプチャ ビデオキャプチャカード ピクチャーインピクチャー |
ビットレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 00:47 UTC 版)
ビットレート(英: bit rate, bitrate)は、電気通信やコンピューティングにおいて、単位時間あたりに転送または処理されるビット数である。変数R [1]として表される。ビット速度[2]とも呼ばれる。
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- 1 ビットレートとは
- 2 ビットレートの概要
- 3 符号化ビット速度
- 4 脚註
- 5 関連項目
ビットレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 13:40 UTC 版)
通常ステレオ録音時で292 kbps、モノラル録音時で146 kbpsであり、これにより記憶容量がCDと比べて小さいMDで、CDと同等の録音時間を実現している。
※この「ビットレート」の解説は、「ミニディスク」の解説の一部です。
「ビットレート」を含む「ミニディスク」の記事については、「ミニディスク」の概要を参照ください。
ビットレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/10 03:49 UTC 版)
モノラルでのビットレートは 208 ~ 416 ビット/フレーム(16 ビット単位)、480 ビット/フレームから選択できる。これには高域成分の符号化結果も含まれる。ステレオ拡張部分のビットレートは 40 ~ 160 ビット/フレーム(8 ビット単位)から選択でき、モノラルでのビットレートに加算される。 全体のビットレートは、内部処理サンプリング周波数/512 で計算される 1 秒あたりのフレーム数と、1 フレームのビット数の総和とから求めることができる。 例: 内部処理のサンプリング周波数が 25.6 kHz のステレオ信号で、モノラルのビットレートとして 272 ビット/フレーム、ステレオのレートとして 88 ビット/フレームを選んだ場合、ビットレートは 18 kbps でフレーム長は 20ms になる。 内部処理のサンプリング周波数が 32.0 kHz のモノラル信号で、モノラルのビットレートとして 384 ビット/フレームを選んだ場合、ビットレートは 24 kbps でフレーム長は 16ms になる。
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「ビットレート」を含む「AMR-WB+」の記事については、「AMR-WB+」の概要を参照ください。
ビットレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/06 05:53 UTC 版)
ABR(Average Bit Rate) 無音や音の弱い部分ではビットレートを低く、音の強い部分ではビットレートを高く設定し、全体で指定した平均ビットレートになるように変換します。 出力可能ビットレート32kbps、40kbps、48kbps、56kbps、64kbps、80kbps、96kbps、112kbps、128kbps、160kbps、192kbps、224kbps、256kbps、320kbps CBR (Constant Bit Rate) 音の強弱にかかわらず常に一定のビットレートで変換します。 出力可能ビットレート32kbps、40kbps、48kbps、56kbps、64kbps、80kbps、96kbps、112kbps、128kbps、160kbps、192kbps、224kbps、256kbps、320kbps VBR(Variable Bit Rate) 無音や音の弱い部分ではビットレートを低く、音の強い部分ではビットレートを高く設定して変換します。実際のビットレート値は変換してみないと分かりません。 出力可能クオリティ値 Quality0~Quality9
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