HD撮影、記録規格・記録媒体の多様化とは? わかりやすく解説

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HD撮影、記録規格・記録媒体の多様化(2000年以降)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 03:32 UTC 版)

カムコーダ」の記事における「HD撮影、記録規格・記録媒体の多様化(2000年以降)」の解説

2000年平成12年)に日立から8cmDVD記録する「DZ-MV100」が登場しメーカー追随して発売したDVD規格乱立録画時間短さなどからDV規格凌ぐほど普及はしなかった。日立2007年平成19年)に8cmBDにHD記録するブルーレイカムコーダも発売している。 2000年代後半には旧来のビデオ方式であるSD標準画質)から新世代ビデオ方式であるHDハイビジョン)への移行進んだDVテープ用いHDV規格作られ民生用機のハイビジョン・カムコーダは、2003年平成15年)に日本ビクターから720p規格1280×720画素)の「GR-HD1」が登場、翌2004年平成16年)にはSONYより1080i規格1440×1080画素)の「HDR-FX1」が登場した。これらは片手持ち撮影するには少々大きすぎるものではあったが、2005年平成17年)に容易に片手持ち可能なサイズの「HDR-HC1」が登場した2006年平成18年)にはH.264方式記録するAVCHD規格策定HDV規格MPEG-2より少なデータ容量HD映像記録ができ、同時にHDDメモリーカード記録することが可能となり、記録規格記録媒体多様化していった2010年代に入ると、本体小型化によりGoProウェアラブル・デバイス)など、一部目的特化した製品や、3D動画4K解像度撮影ができる家庭用カムコーダ等も登場した。 その一方でデジタルカメラ静止画撮影目的スチールカメラ)やスマートフォン等の携帯端末でも急速な画質の向上によりHD動画撮影が可能となりカムコーダとほぼ遜色なく使えるようになってきているため、従来動画撮影専用カムコーダ出荷数は急激に減少している。

※この「HD撮影、記録規格・記録媒体の多様化(2000年以降)」の解説は、「カムコーダ」の解説の一部です。
「HD撮影、記録規格・記録媒体の多様化(2000年以降)」を含む「カムコーダ」の記事については、「カムコーダ」の概要を参照ください。

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