Googleウェブマスターツール
別名:ウェブマスターツール
【英】Google Webmaster Tools
Googleウェブマスターツールとは、Googleの検索エンジンのクローリング状況などをWebサイトの運営者が確認し、Google向けにWebページの最適化を図ることができるツールのことである。Googleが提供している。
Googleウェブマスターツールでは、Webページに対するGoogleの評価やGoogleのクローラー(Googlebot)の訪れる頻度などを把握することで、WebページをよりGoogleの検索エンジンと相性のよい構成にし、結果として、Google向けのSEOを図ることができる。
具体的な機能としては、Googlebotが前回アクセスした日時を確認したり、クローリングの対象にならなかったWebページの問題箇所を確認したり、更新情報を能動的にGoogleへ送信してクローリングするように働きかけたり、特定のWebページを検索結果に表示させないように指示したりすることができる。なお、Webページを表示させない指示は、主に、Webサイトのルートディレクトリに「robots.txt」のファイルを置くことで行われる。
Googleウェブマスターツールは、主に、Google向けのSEO用ツールとして利用されている。なお、Yahoo!の検索エンジン技術(YST)に対して、Googleウェブマスターツールに相当する管理機能が利用できるツールとして、Yahoo!からYahoo! 検索サイトエクスプローラーが提供されているある。
参照リンク
Webmaster Tools
Google ウェブマスター ツール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 07:38 UTC 版)
「Googleのサービス」の記事における「Google ウェブマスター ツール」の解説
2005年7月より始められたベータ版のサービス(開始時の名称は Google Sitemap)で、自分の管理するウェブサイトの更新やリンク構造などの情報をGoogleに送ることで、そのサイトの更新状態を早く検索結果に反映させたり、クロール(クローラーがサイトを調べること)を効率よく行わせることができる。そのほか、Googleにインデックスされたスパムサイトや、有料リンクの情報提供を行うことができる。また、いわゆるグーグル八分になった際の、再審査請求を行うこともできる。
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