グラン‐ビア【Gran Vía】
グランビア
イタリア語のGrand(偉大な)とVia(道)からの造語。1995年8月にデビュー、99年8月に一部変更や車種追加、2000年4月にも両側スライドドア車追加などの改善を実施したが、初代モデルで消えた。
いわゆる初代の3ナンバー・エスティマとコンセプトが同じクルマ。全長4715mm、全幅1800mmはエスティマとほぼ同数値だったが、エンジンはフロントに縦置きし、後2輪駆動とフルタイム4WD車があった。エンジンスペックは2.7Lツインカムが145ps、3Lディーゼルターボが130ps。ミッションはコラムセレクトの4速ATのみ。
室内はフラットで広く、3列シートをもつ7、8人乗り。ドアは右側には運転席用しかなく、左側は前席用のほか後席用にスライドドアを装備。右側の後席用ドアがないのは、安全に配慮したためとコメントした。
99年8月のマイナーチェンジの際、右側にも後席用のスライドドアを持つタイプ、デュアルスライドドア車を追加。エンジンは新しくV6・3.4Lツインカムを採用、従来型の直4・3Lディーゼルターボと2タイプ。これを4速ATと組み合わせていた。さらに2000年4月、5ドアのGデュアルスライドドアセレクションというモデルを追加設定、車種充実をはかった。しかし、2002年5月のアルファードの誕生で、使命を終えた。
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