GC240型系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:56 UTC 版)
日産・エコー(2代目)GHC240W 中期型 ガソリンロング 1966年8月 - モデルチェンジでGC240型系となる。スタイルは直線基調で、窓も大きく近代的なボディーに生まれ変わる。ヘッドランプベゼルなど、C240型系キャブオールとの共通部品も見られる。 1968年6月21日 - 日産観光サービス(現:日産カーレンタルソリューション)所有のエコーロングが、名神高速道路を走行中に横転、死亡1名・重軽傷9名を出す事故が発生。プロペラシャフトが共振から撓み、トランスミッション側で折損、脱落して路面に突き刺さったことが事故の原因だった。同年10月 - マイナーチェンジ。リアコンビランプの大型化、ダッシュボードのソフトパッド化、アウターリアビューミラーの可倒化など。 1969年3月11日 - レンタカー業者所有のエコーロングが、名神高速道路で再びプロペラシャフトの脱落による横転事故を起こす。重軽傷23名。同年4月 - リアダブルタイヤ車設定。 同年6月11日 - 欠陥車疑惑に対し、国会で豊田英二トヨタ自動車社長、川又克二日産自動車社長が喚問される。エコーのヤミ改修も明らかとなる。その後、エコーのプロペラシャフトは2分割の対策品となる。 同年9月 - 国内全自動車メーカーからの58件、2,456,544台(当時の保有台数の約1割)にのぼる欠陥報告を受け、運輸省令を一部改正。自動車のリコール制度が法制化する。 1970年 - マイナーチェンジ。ヘッドライトベゼルとラジエーターグリルを一体化、ダッシュボード形状変更、全席ヘッドレストの設定など。
※この「GC240型系」の解説は、「日産・シビリアン」の解説の一部です。
「GC240型系」を含む「日産・シビリアン」の記事については、「日産・シビリアン」の概要を参照ください。
- GC240型系のページへのリンク