FSFIの創設からIAAFの調査までとは? わかりやすく解説

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FSFIの創設からIAAFの調査まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 01:31 UTC 版)

国際女子スポーツ連盟」の記事における「FSFIの創設からIAAFの調査まで」の解説

1921年FSFI創設され組織急速に拡大する中で、1924年にはIAAFによる女子競技全般調査始まった1921年 10月31日ミリア夫人各国代表パリのサル・プセ会館招き国際女子スポーツ連盟FSFI)を創設出席したのはイギリス・アメリカ・フランス・チェコスロバキア・イタリア・スペインの6カ国。この結成総会では、女子用の競技規則制定各国組織地域グループ管理機構確立個人・団体種目技術的なルール統一世界女子選手開催種目古代オリンピック種目採用すること、種目メートル法実施すること、世界記録公認する団体となることなどを確認した1922年 4月モンテカルロ第2回国際女子陸上競技大会が行われる。ベルギー・イギリス・チェコスロバキア・デンマーク・フランス・イタリア・スイスの7カ国、約300名の選手参加実施され種目は60m、250m、400m800m、65mハードル300mリレー800mリレー300mグランプリリレー、走高跳走幅跳砲丸投やり投五種競技(60m、300m走高跳砲丸投やり投)だった。参加人数種目数など規模において、初めての本格的な国際女子陸上大会となる。 8月18日第2次FSFI総会パリ行われた出席したのはイギリス・アメリカ・フランス・チェコスロバキア・スイス・ギリシャの6カ国。この総会では、8月20日第1回女子オリンピック大会(「オリンピック大会」としたのは女子陸上競技採用認めないIOC抵抗したため)を開催するアマチュアリズムについての定義を下す記録確認方法公認の手続き1926年第2回女子オリンピック大会開催し以後4年1度継続していくことなどを決定した8月20日第1回女子オリンピック大会パリペルシャン競技場開催。イギリス・アメリカ・フランス・チェコスロバキア・スイスの5カ国が参加した実施され種目60ヤード走、100ヤード走300m、1000m、100ヤードハードル、440ヤードリレー、走高跳走幅跳立ち幅跳び砲丸投やり投だった。2万人観衆集め盛会のうちに終了した8月27日国際クラブ対抗競技大会ベルギーブリュッセルパルク競技場開催ロンドンオリンピアン陸上クラブ・ブラッセル女子スポーツクラブ・パリ女子陸上クラブの3クラブ対抗戦形式で8種目競技行った初めてのクラブ単位での国際女子陸上大会。秋、イギリス初めての国内女子陸上競技大会開催される1923年 4月モンテカルロ第3回国際女子陸上競技大会が行われる。ベルギー・イギリス・チェコスロバキア・フランス・イタリア・スイスの6カ国が参加イギリス女子大学陸上競技連盟創設されアメリカでアマチュア競技連盟女性選手登録始め第1回女子陸上競技選手大会が行われた。欧米各国女子陸上競技クラブ地域社会階層ごとに相次いで設立された。 この年FSFI加盟国は、イギリス・アメリカ・フランス・チェコスロバキア・イタリアに、リトアニア・ユーゴスラビア・ベルギー・スイスを加えた9ヶ国だった。 1924年 7月第7次国際陸上競技連盟IAAF総会で、IAAF女子競技規則早急に設定して女子陸上競技全般把握していく方針確認7月5日パリオリンピック開催女子の参加認められ競技は、ダイビング・フェンシング・水泳テニス陸上競技では女性出場認められなかった。 7月31日第3次FSFI総会パリ行われたカナダ加盟承認されドイツ加盟国際連盟への正式加盟条件とされた。 8月4日第3回6カ国対抗大会モンテカルロからロンドンスタンフォード・ブリッジ移され開催された。 1925年 6月11日イギリス第3回女子陸上競技選手大会開催された。 7月31日イギリスでイギリス・チェコスロバキア・カナダの3カ国対大会開催された。カナダではこの遠征の準備のため女子陸上競技連盟結成された。 9月スウェーデンでスウェーデン・イギリス対抗大会開催された。(スウェーデンこの年女子陸上競技連盟結成しFSFI加盟したこの後第2回女子オリンピック大会ベルギーブラッセルに代わって開催する。)

※この「FSFIの創設からIAAFの調査まで」の解説は、「国際女子スポーツ連盟」の解説の一部です。
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