FISH法
蛍光色素で標識した抗体やオリゴヌクレオチドなどをプローブに用い、組織切片や染色体の構造が保たれた状態のままでハイブリッド形成させてプローブ結合部位を蛍光で検出し、目的とするタンパクやmRNA, DNAの存在部位を特定する実験法。
実験方法装置単位など: | DAPI蛍光色素 Drosophila形質転換用ベクター ELISA法 FISH法 GFP融合遺伝子法 K選択 M13ベクター |
蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
(FISH法 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 05:17 UTC 版)
蛍光 in situ ハイブリダイゼーション(けいこう イン サイチュー ハイブリダイゼーション、fluorescence in situ hybridization、FISH)とは、蛍光物質や酵素などで標識したオリゴヌクレオチドプローブを用い、目的の遺伝子とハイブリダイゼーションさせ蛍光顕微鏡で検出する手法である。医学分野等では遺伝子のマッピングや染色体異常の検出などで用いられている。また微生物学分野では真正細菌・古細菌の16Sまたは23S rRNAの特異的な配列と相補的なオリゴヌクレオチドプローブを使用し、微生物の群集構造を解析する手法としても用いられている。
- 1 蛍光 in situ ハイブリダイゼーションとは
- 2 蛍光 in situ ハイブリダイゼーションの概要
- 3 代表的なプローブ(真正細菌用)
- 4 関連項目
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