EK51
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 02:34 UTC 版)
「スバル・EK型エンジン」の記事における「EK51」の解説
1960年、スバル・360の小型車版である「スバル・450」、および北米向け輸出仕様である「スバル・マイア」専用のエンジンとして、EK31をボアアップする形で開発されたエンジン。スバル450は普通小型車扱いになるにもかかわらず、360に比べて70ccほどの排気量増大に過ぎず、居住性にも差がなかったため、360の性能向上に伴って存在意義は薄れ、国内・海外ともほとんど販売実績がないまま1966年に生産が打ち切られた。その為現在では現存するエンジン自体が極めて稀少で、幻のEK型エンジンの一つともなっている。なお、1961年に第8回東京モーターショウに出展された試作車、「スバルスポーツ」にもこのエンジンが搭載されていたが、未発売のまま終わった。 強制空冷2ストローク 排気量:423cc 内径×行程:67.0×60.0 圧縮比:6.5:1 参考スペック 23PS/5,000rpm、3.8kg·m/3,500rpm スバル・450/Subaru MAIA 1960-1966 スバル・スポーツ 1961年 試作車両のみ
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