Do-while文とは? わかりやすく解説

do-while文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 17:56 UTC 版)

do-while文 (: do-while statement) は、C言語および類似のプログラミング言語において繰り返し(ループ)の制御構造を記述するための (statement) のひとつである。C言語の規格では「do文」と呼ばれる[1]。ループ本体 (loop body) [2]の処理を一度実行した後、さらに継続条件として指定された(制御式)を評価した値が真である間、ループ本体を繰り返し実行する。while文との違いは、ループに入る前の条件の評価が無く最初に必ず1回はループ本体が実行されることである。


注釈

  1. ^ C言語では論理演算の結果の型はintである。C99規格よりも前のC言語にはブーリアン型は無かったからである。一方、C++では論理演算の結果の型はboolである。しかしC言語との互換性維持のため、制御式にはbool以外の型の式も使えるようになっている。

出典

  1. ^ JIS X 3010:2003「プログラム言語C」§6.8.5.2「do文」
  2. ^ JIS X 3010:2003「プログラム言語C」§6.8.5「繰返し文」
  3. ^ JIS X 3010:2003「プログラム言語C」§6.8.6.2「continue文」
  4. ^ PRE10-C. 複数の文からなるマクロは do-while ループで包む


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