C99からの変更点とは? わかりやすく解説

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C99からの変更点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 17:06 UTC 版)

C11 (C言語)」の記事における「C99からの変更点」の解説

C11規格には、C99言語仕様ライブラリ仕様からの変更含まれる変更点以下の通り: アライメント仕様(_Alignas指定子、alignof演算子、aligned_alloc関数ヘッダファイル_Noreturn関数指定子ヘッダファイル。 _Genericキーワードを使用したジェネリック式。例えば、次のマクロcbrt(x)はxの型に応じてcbrtl(x)、cbrt(x)、cbrtf(x)などに置き換わる。 #define cbrt(X) _Generic((X), long double: cbrtl, \ default: cbrt, \ float: cbrtf)(X) マルチスレッドサポート(_Atomic型修飾子英語版)、無停止オブジェクトアクセス用の以外にも、_Thread_localストレージクラス指定子、スレッド作成管理関数を含むヘッダミューテックス条件変数スレッド局所記憶機能)。 C Unicode Technical Report ISO/IEC TR 19769:2004に基づくUnicodeサポート改善(UTF-16/UTF-32でエンコードされたデータ保存するためのchar16_tとchar32_t型、変換関数、uとU文字列リテラル接頭辞UTF-8エンコードされたリテラル用のu8接頭辞)。 gets関数削除gets関数以前C言語標準リビジョンであるISO/IEC 9899:1999/Cor.3:2007(E)非推奨となっており、その新し安全な代替がgets_sである。 境界チェック英語版インタフェース (Annex K)。 分析機能 (Annex L)。 浮動小数点型特色調べるためのマクロ追加非正規浮動小数点数小数点以下の桁数においては、その型を保存できる無名構造体無名共用体構造体共用体入れ子になった場合に便利。例 : struct T { int tag; union { float x; int n; }; }; 静的アサーショントランスレータが型を理解できる場合、#ifや#errorよりも後のフェイズ解釈評価されるfopen用の排他的な作成・オープンモード("…x"接尾辞)。これによりPOSIXopen英語版)におけるO_CREAT|O_EXCLのように振る舞うロックファイルでよく利用されるプログラム終了する3つの手としてのquick_exit関数。この関数は、exit英語版)による終了失敗した場合少なくとも最小限のデイニシャライズを行うことが意図されている。 複素数の値を作成するためのマクロreal + imaginary*Iでは、imaginary無限大NaN場合期待された値を出さない可能性があるため)。

※この「C99からの変更点」の解説は、「C11 (C言語)」の解説の一部です。
「C99からの変更点」を含む「C11 (C言語)」の記事については、「C11 (C言語)」の概要を参照ください。

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