Alpha 21364A
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「Alpha 21364」の記事における「Alpha 21364A」の解説
コード名 EV79(当初は EV78)で、Alpha 21364 の発展バージョンである。最後のAlphaアーキテクチャのマイクロプロセッサとなる予定だった。2004年に登場予定だったが、2003年10月23日にキャンセルとなった。ヒューレット・パッカード (HP) は性能問題とスケジュール問題を理由に挙げている。代替として同日、EV7z が発表された。 2003年2月、国際固体素子回路会議(英語版) (ISSCC) でHPからプロトタイプが紹介されている。動作周波数は1.45GHz、ダイ面積は 251mm2、電源電圧は1.2V、消費電力は100W(推定)だった。 主な改良点はクロック周波数を 1.6GHz から 1.7GHz に上げることと、1066Mbit/s のRDRAMに対応することである。IBMが 0.13μm のSOIプロセスで製造する予定だった。それによってダイは小さくなり、電圧も低くなるので、電力消費も抑えられる。
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