エー‐ティー‐エックス【ATX】
ATX
ATXとは、米Intel社によって提唱されているPC/AT互換機用のマザーボードの統一規格の名称である。1995年に同社が発表した。現在、マザーボードとしてもっとも広く普及している規格である。
従来のPCでは、独自形状のマザーボードが利用されることが多く、汎用のケースを利用することができなかった。しかし、ATXの規格によって細部まで定めることによって、パーツの互換性を高め、より多くのメーカーが市場に参入し、結果的に製造コストの低減を可能とした。
ATXでは、CPUの高速化に伴うノイズ対策や発熱対策を容易にするため、ボードのサイズだけでなく、CPUやコネクター、電源、ドライブベイなどの位置についての推奨仕様が明示されている。具体的には、発生するノイズを減らすために、ケーブルの引き回しを少なくしたり、CPUの熱を電源のファンで放散させるために、電源とCPUを隣接させた仕様になっている。
ATXの仕様を小型化したものがMicroATX仕様と呼ばれ、MicroATX仕様をさらに小型化したものがFlexATX仕様である。また、年々増加する発熱量を考慮して、2003年9月には「BTX」という規格が発表された。BTXより小型化した「microBTX」や、さらに小さな「picoBTX」という派生規格もある。
ATX
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ATX(英語: Advanced Technology eXtended)とは、1995年にインテルが策定した、パーソナルコンピュータの構造規格(フォームファクタ)である。
- ^ 外部リンク『ATX Specification - Version 2.2』を参照。
- ^ “多和田新也のニューアイテム診断室:10年ぶりのフォームファクター刷新を目指す「BTX」”. インプレス (2004年11月15日). 2016年6月17日閲覧。
アニメシアターX
(ATX から転送)
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アニメシアターX(アニメシアター・エックス)は、株式会社エー・ティー・エックス(英: AT-X, Inc.)が運営するアニメ専門チャンネルである。通称「AT-X」(エー・ティー・エックス)。
注釈
- ^ テレビ東京から出向。『Club AT-X』や『promo-X』などを担当している。
- ^ チーフプロデューサー。『Club AT-X』を初めとするオリジナル番組の多くを担当している。
- ^ ただし、製作に関与する企業(製作委員会)や放送枠などによってはいまだに放送実績がない作品もある。例として、『ポケットモンスター』シリーズや『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』シリーズなど、小学館集英社プロダクションが製作に関与している作品群の一部。中には、他のCS放送局(アニマックス、キッズステーションなど)で放送されたものもある。
- ^ フジテレビ製作の『ノイタミナ』枠作品は、2016年10月21日より『働きマン』が開始されるまでは、当チャンネルで放送された実績が全くなかった[要出典]。
- ^ 例として、スカパー!の「基本プラン」(50チャンネルが視聴可能なパッケージ)では、アニマックス、キッズステーション テレビアニメ・劇場版・OVA、カートゥーン ネットワークの3チャンネルが含まれているが、AT-Xは同プランに含まれておらず、別料金の扱いとなっている。
- ^ スカパー!やケーブルテレビといった各サービスにおける基本料金が別途必要。ただし、スカパー!における同一名義での複数台契約割引は適用される。
- ^ アニメーション映像の性格上、実写映像と比べて衛星放送での必要周波数帯域を広く取る必要があり、電波利用料が高くなるため。
- ^ 『たまゆら』(第1期)のように、自局での放送後にDVD(OVAを含む)等のビデオソフトをリリースして商業展開を行う。また、同じテレビ東京グループのテレビ東京メディアネット(主にテレビ東京系で放送される場合)や株主のジェンコなどと共同で製作委員会に参加する事例もある。
- ^ テレビ東京系では『瀬戸の花嫁』、独立局系では『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』など。2017年4月からはTOKYO MXの深夜アニメの一部でもAT-XのCMが放送されている。1998年にはテレビ東京系や一部の独立局にて、AT-X提供の『世界を駆ける日本のアニメ! GET☆AT-X』という単発特番が放送された(内容は海外で放送されている日本のアニメ作品の紹介など)。
- ^ これに前後して、スカパー!ではコピーガードが掛けられた(少なくとも2011年以降、詳細は「コピーガード」の当該項目を参照)。
- ^ 2012年からはテレビ東京の繁田美貴アナウンサーが出演するAT-XのCMが放送されていた。
- ^ a b 「ウチの夏フェス!」期間中のみ。
- ^ 著作権を有する企業(主に作品の製作に関与した企業)に、地上波で初回に放送するときに使用されたマスターテープが残っていると実現することが多い。ただし、地上波での放送を考慮した加工がなされている場合もある(提供クレジットや提供アナウンスが制作会社によって挿入された状態で納入された作品など)。なお、プレゼント企画等の告知が含まれる場合は、通常仕様に差し替えている(過去には告知が含まれた状態で放送し、終了後にその旨に関する注意文を流していた)。これらの特徴はキッズステーションでも該当する。
- ^ 制作会社に原本がないか、原本が著しく劣化・加工されている場合は、市販されているビデオ・DVDのマスターテープを使用することもある。
- ^ 開局からしばらくは機関車もしくは飛行機からの景色で、後にCG映像を定期的に入れ替えて使用していた。番組の宣伝は、5分もしくは30分の番組枠を設けて行っていた。
- ^ 独立局やNHKを除く無料BS局では、キー局系の地上波放送局と比較して字幕放送に対応する番組数自体が少なく、アニメ番組において対応する事例はさらに限定される(BS朝日の『アニメA』枠や、2015年までのBS-TBSのアニメ枠など少数のみ)。
- ^ e2 by スカパー!データ放送終了のお知らせも参照のこと。
- ^ 正式名称は最後に西暦年が入る(2009年のみ西暦年は「2009」ではなく「09」)。2008年のみ『ウチの夏フェス!』、2018年、2019年は『ウチの夏フェス!+』(ウチのなつフェス・プラス)と称していた。
- ^ AT-Xで番組の途中にスポンサーのCMが放送されたのは、『アニメTV』と『すたチャンX』枠内のみ。
- ^ 振替放送の有無はその時々により異なる(「ケーブルテレビのみ放送休止」の場合などは実施しないことがある)。振替放送の有無に関わらず、メンテナンスの実施日が近付くと休止対象の番組の放送開始前には黒色の背景に白・赤文字でその告知が流される。なお『スペシャルサンデー』の新設前は基本的に振替放送は行なっていなかった。
- ^ 23時30分よりも早く終了する場合は、穴埋めとして『promo-X』を放送する。逆に30分または1時間長くなる場合もあり、その場合は後続の『エアラジオ』と『アニメTV』を休止としていた。
- ^ 2007年9月までは『うらすたちゃ! すたチャンX版』(その後、ネット配信は『うらすたちゃ〜二の足〜』として同年12月まで継続)、同年12月23日までは『MAGISTER NEGI MAGI 魔法先生ネギま!』にちなんだコーナー(司会は近藤未穂子・若月さら・麻生夏子)、2008年9月まではオリジナル番組の『すたちゃいむ』、2009年4月5日までは『スターチャイルドランキング』、2011年1月2日まではスターチャイルド関連のアーティスト・アニメ作品の映像を放送する『スタ☆メン』がそれぞれ放送されていた。
出典
- ^ a b c 株式会社エー・ティー・エックス 第21期決算公告
- ^ a b 株式会社エー・ティー・エックス 第23期決算公告
- ^ スカパー!の衛星基幹放送事業者は、インタラクティーヴィ。
- ^ “CS333 アニメシアターX(AT-X)”. スカパー!. 2020年3月22日閲覧。
- ^ “アニメシアターX(AT-X)”. J:COM テレビ番組表.Gガイド. 2020年3月22日閲覧。
- ^ “「スカパー!オンデマンド」公式チャンネル”. 2015年10月12日閲覧。
- ^ “10月1日(木)世界初?!声優専門チャンネル「ST-X」配信サービス開始!!” (2015年10月1日). 2015年10月12日閲覧。
- ^ a b “【重要】スカパー!オンデマンド内サービス終了に関するお知らせ”. ST-X. エー・ティー・エックス (2017年8月16日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “視聴年齢制限(ペアレンタルロック)導入のお知らせ”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2001年6月13日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “AT-Xオンラインショップ、オープンしました!”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2004年1月26日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “ケータイショッピングサイト「AT-X SHOP モバイル」スタート!”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2005年7月12日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “【重要】4月からの放送24時間化に関する重要なお知らせ[再掲載]”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2009年3月10日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “11月から「ひかりTV」で「AT-X HD!」が始まります。”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2009年10月26日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “【重要】スカパー!e2における放送形態(アスペクト比)の変更について”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2009年12月16日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “J:COMでAT-Xが変わります!”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2011年8月30日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “【重要】 2012年10月1日より放送スケジュール改編のお知らせ”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル (2012年9月7日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “【重要】スカパー!SD「アニメシアターX(AT-X)」(Ch.729)の放送終了、及びハイビジョンチャンネルへの契約変更のお願い”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2012年8月15日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “消費税率変更に伴う視聴料金表記につきまして”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2014年1月16日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “1/24(木)7:00より スカパー!プレミアムサービス(Ch.667)及び一部CATV 字幕放送開始”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2019年1月11日). 2019年11月22日閲覧。
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- ^ “12/1(日)7:00より J:COM字幕放送開始”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2019年11月22日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “2021年1月タイムテーブル大幅改変のお知らせ 1月は「長浜ロマンロボ三部作」を特集!”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2020年12月18日). 2021年1月5日閲覧。
- ^ “テレビ東京グループによる㈱エー・ティー・エックスの完全子会社化について”. テレビ東京ホールディングス (2021年8月31日). 2021年8月31日閲覧。
- ^ “【2月18日(土)~3月3日(金)開催!】AT-X HARAJUKU ANIME street 2023”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス. 2024年3月2日閲覧。
- ^ “「アニメシアターX(AT-X)」視聴料金改定のお知らせ”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス. 2024年3月2日閲覧。
- ^ “新企画スタート!「音で聴くAT-X」 番組と番組の合間に懐かしいあの曲をお届けします♪”. AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル. エー・ティー・エックス (2021年3月30日). 2021年10月17日閲覧。
- ^ “長縄まりあ×赤尾ひかるのウチワアソビ〜仲良し声優女子たちの休日〜 | 番組 | AT-X”. www.at-x.com. 2022年12月9日閲覧。
- ^ AT-X (2010年12月31日). “とうとう生放送本番。2008年から3年連続で続いた年越し生放 ...”. Twitter. 2013年7月29日閲覧。
- ^ “AT-X「スカパー!アワード2011」受賞特番放送決定!|株式会社テレビ東京ホールディングスのプレスリリース”. PR TIMES. (2011年10月6日) 2012年1月14日閲覧。
ATX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:55 UTC 版)
Pentium 4発売以前に主流だった規格。代表的な規格書はATX Specification 2.03 Dec. 1998。
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「ATX」を含む「ATX電源」の記事については、「ATX電源」の概要を参照ください。
ATX (Advanced Technology eXtended)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:13 UTC 版)
「マザーボード」の記事における「ATX (Advanced Technology eXtended)」の解説
1995年にインテルが提唱した。パソコン市場で主流のマザーボードは全てこの規格を基に作られている。キーボードやマウス、シリアルポートやパラレルポート、USBといった、良く使う各種I/Oポートをマザーボード上に実装し、従来のATよりも扱いやすくしたもので、瞬く間に普及しAT規格から取って代わった。これら端子の位置はメーカーによって若干異なることがあるため、自作用など特定の製品には、独自のバックパネルが付属していることもある。また、MicroATXというATXからスロットを2〜3本減らし小型化したものもある。MicroATXは小型のケースに収めやすいことから、メーカー製のパソコンで数多く採用されている。MicroATXを更に小型化したFlexATXもある。この規格と同時にATX電源の仕様も新たに策定された。ATX仕様のケースは、ATのマザーボードとは下位互換性を持たせてあり、バックパネルの交換により容易に流用出来るようになっている。
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