800年以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 15:42 UTC 版)
「進撃の巨人における年表」の記事における「800年以前」の解説
古代エルディア帝国時代 「エルディア」という名前の部族は、他民族を侵略し、奴隷として支配していた。 奴隷の少女であったユミル・フリッツが豚を逃がしたとして追われ逃げている時に大木の中の水に落ちて、「大地の悪魔」と接触し、巨人の力を手に入れる。 部族エルディアの王はユミルの巨人の力を利用し、戦争や公共事業に用いた。 ユミルが、王を庇い犠牲となる。 ユミルの死後、王はその体をユミルとの娘であるマリア、ローゼ、シーナに食べさせることで巨人の力を三つに分け、最終的に巨人の力は「九つの巨人」に分かれた。また、ユミルの子孫は受動的に巨人化可能な民族「ユミルの民」になった。 エルディア帝国が当時の大国マーレを滅ぼし、大陸を支配した。 大陸の支配後、エルディア帝国は約1700年にわたり他民族を弾圧し、ユミルの民との混血児を強制的に産ませ同胞を増やした。 145代目の王カール・フリッツが「始祖の巨人」を継承し、「戦鎚の巨人」を管理するタイバー家と結託して「巨人大戦」が始まる。公には、被支配国のマーレの英雄へーロスが内部工作でエルディアに内戦を起こさせ、弱体化させたことになっている。 エルディアの内戦で「九つの巨人」のうち、「七つの巨人」の力を奪い、マーレ政府が管理することになる。 743年 「始祖の巨人」の力を継承したカールは「巨人大戦」での戦いを拒否し、数多くのエルディア人とともにパラディ島へ避難する。 パラディ島で三重の壁(ウォール・マリア、ローゼ、シーナ)を築き、「地鳴らし」の宣言をした後に鎖国状態となる。 壁内にいたエルディア人の記憶を改竄し、壁外の人類は滅亡したと思い込ませる。 カールがレイス家の「初代王」となり、壁内の世界を統治し始める。 770 - 780年代ごろ 巨人信奉者によりシガンシナ区の門が開放される。侵入した巨人によってシガンシナ区は甚大な被害を被る。 キュクロ誕生。 ホルヘ・ピケールとアンヘル・アートネンによって巨人が殺せる存在であることが立証される。 780 - 790年代ごろ 立体機動装置訓練が正式に兵団の教科として採用される。 キュクロが史上初めて立体機動装置を用い巨人を討伐する。 784年 ある日、一人の坑夫が壁の地下を掘り、ウォール・シーナへ入ろうと試みるが、地下の壁に阻まれ失敗に終わる。 友人に壁のことを打ち明けた直後、坑夫が行方不明になる。友人が坑夫の行為を駐屯兵団に話したところ、駐屯兵団と憲兵団による捜索が行われる。その後友人も行方不明になる。 790年ごろ? (本人の記憶によると)このころからユミルは無知性巨人と化したまま放浪状態となる。
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