6つの基本的要素とは? わかりやすく解説

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6つの基本的要素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 16:12 UTC 版)

内部統制」の記事における「6つの基本的要素」の解説

企業会計審議会内部統制部会による実施基準公開草案平成18年11月21日)において、以下のとおり定義されている。 統制環境統制環境とは、組織気風決定し統制対す組織内すべての者の意識影響与えとともに、他の基本的要素基礎をなし、リスク評価と対応、統制活動情報伝達モニタリング及びITへの対応に及ぼす基盤をいう。 リスク評価と対応リスク評価とは、組織目標達成影響与え事象のうち、組織目標達成阻害する要因リスクとして識別分析及び評価するプロセスをいう。 リスクへの対応とは、リスク評価受けて当該リスクへの適切な対応を選択するプロセスをいう。 統制活動統制活動とは、経営者命令及び指示適切に実行されることを確保するために定められる方針及び手続きをいう。(ex.ある作業関し誰が最終的な責任者であるかを明確にし、その者がその作業を、統制できている状況情報伝達情報伝達とは、必要な情報識別把握及び処理され組織内外及び関係者相互に正しく伝えられることを確保することをいう(ex.連絡報告相談スムーズに行なうために、それを阻害するパワハラセクハラ等の禁止明文化し、防止徹底させる)。 モニタリング監視活動モニタリングとは、内部統制有効に機能していることを継続的に評価するプロセス内部監査外部監査において監査側が統制活動監査するためのサンプル採取スムーズに行なえかどうか焦点になる)をいう。 ITへの対応(情報技術)ITへの対応とは、組織目標達成するために予め適切な方針及び手続き情報管理規定など)を定め、それを踏まえて業務実施において組織内外のITに対し適切に対応すること(ex.上記4つの目的、6つの基本的要素を踏まえて情報システム構築すること、ITの保守管理部門によって行なわれる財務関連の元データ情報更新に関して更新履歴正確に記録することなど)をいう。

※この「6つの基本的要素」の解説は、「内部統制」の解説の一部です。
「6つの基本的要素」を含む「内部統制」の記事については、「内部統制」の概要を参照ください。

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