353
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 16:02 UTC 版)
「ヴァルトブルク (自動車)」の記事における「353」の解説
1965年のモデルチェンジで開発された「353」は、311から引き継がれたメカニズム面での進歩の乏しさに比し、スタイリングは共産圏諸国の大衆車にありがちな「デザイン不在」のアンバランスで不格好な直線的形態となった。 市場に競合モデルが存在しない無競争状態で積極的改良の必要がなかったため、その生産は若干の改良が加えられただけで20年以上も続き、西ドイツで作られる最先端の自動車との性能水準は年々開いていく結果となった。 また東ドイツに排気ガス浄化などの環境基準が設けられなかったため、下位モデルであるトラバントとともに混合燃料式2ストロークエンジンを使い続け、東ドイツの大気汚染を悪化させる一因にもなった。
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