12巻 - 14巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:29 UTC 版)
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の記事における「12巻 - 14巻」の解説
水族館から帰る際に雪乃からの依頼を聞いた八幡と結衣は彼女が住むマンションに向かいそこに住み込んでいた陽乃に雪乃が導き出した答えを話すのを見守る。その後、結衣は雪乃の引越しの手伝いの為にマンションに泊まることになり、八幡はマンションから出て一人帰路に就く中、待ち伏せていた陽乃からある言葉を告げられる。後日、一色から卒業生へのイベントとしてプロムを行うことを提案される。その支援を頼まれた雪乃は自らの考えで成功させる為、八幡と結衣の協力を拒む。その意思に賛同した二人から見守られつつ仮のプロムを計画し、無事に成功させるも、その件で彼女の母親と陽乃が学校を訪れ、プロムに対する生徒や保護者からの現状を指摘される。その中で平塚の移動の事も知り動揺しつつも、雪乃はプロムを実現する決意をし、八幡や結衣も手伝おうとするが、陽乃の言葉により思いとどまる。数日後、結衣と下校中にプロムに対する学校側の動きを知った八幡は平塚に連絡し、学校へと引き返す。 平塚から学校側の動きについて聞いた八幡は雪乃を支援する為に生徒会室に向かうも一色に阻まれる。一色に連れ出され、問い詰められた際に行動の原理を吐露した八幡は生徒会室にて雪乃に自分もプロムをやることを話す。それを拒む雪乃だったが、八幡は奉仕部に入部した時に話した事を持ち掛け彼女もそれに乗る。八幡は自らの考えに賛同した結衣等の支援を受けながら自ら考えたプロムを形付けていき、ネットに公表する。二つのプロムの候補が上がり、その中で雪乃の方のプロムが開催される事を平塚から聞いた八幡はその事を雪乃に伝える。それを聞いた雪乃は八幡に依頼をする。 雪乃からの依頼を受けた八幡の誘いを受けた結衣は小町の合格祝いにお菓子を作ることを提案し八幡もそれに乗る。結衣の家で彼女の母親からアドバイスを貰いながらお菓子を完成させた八幡は帰宅途中に結衣にもお礼としてお菓子を渡し、彼女もそれを受け取る。後日、卒業式が行われそれぞれが涙を流しながら卒業生を見送り、前生徒会長であった城廻めぐりからもお礼の言葉を受ける。その後、一色にプロムの会場である体育館に連れられ雪乃の指示の元、八幡と結衣もプロムの支援をする事になる。終了後、雪乃と結衣はこれからについての考えを出し合うも八幡は陽乃の呼び出しを理由にその場を離れてしまう。八幡は待ち伏せていた陽乃と対話した際に彼女に自分の本心を指摘され、さらに以前言われた言葉を痛感する。その後、平塚からアドバイスを貰った八幡は結衣と下校時に自分がこれからの中で納得できない事を吐露し、結衣もその中で八幡の気持ちを理解し、彼と別れて帰宅後、母親に抱かれながら号泣する。後日、八幡は自らが起こした行動に周囲から冷たい目でみられながらも、雪乃の協力を取り付ける事に成功し、彼女と下校中に自らの想いを告白し彼女もそれを受け入れる。その後、二人の呼びかけで集まった多くの生徒に結衣も加わり、海浜総合高校との合同によるプロムを行い、無事に終わらせる。終了後、八幡は静から皮肉が交じった称賛の言葉を受け、雪乃は八幡に自分の想いを告白する。3年生に進級後、2人でプロムの残務処理を元奉仕部の部室で行う中、入学した小町が訪れさらに一色が生徒会長の証人印が押された奉仕部の部活動創部の申請書を所持してくる。驚愕する2人の前に最初の依頼人である結衣が部室を訪れる。以前と変わらない雪乃と結衣のやり取りを見た八幡は心の中で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」と呟く。
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