起動時間
別名:アップタイム
【英】uptime
起動時間とは、コンピューターやシステムが稼動している状態の時間のことである。なお、「アップタイム(uptime)」は、もっぱらこの意味で用いられる用語であるが、日本語で「起動時間」というときには、OSが起動するまでの時間の意味で用いられる場合もある。
通常、再起動を行うと、アップタイムはゼロに戻されるが、長時間起動し続けていると、OSが停止したり、起動時間を参照している時計のアプリケーションが動かなくなることもある。一般には、497日で不具合の発生するOSが多く報告されているが、OSの種類によっては、数十日から数百日程度稼動しているとカウントがゼロに戻る場合もある。
起動時間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/14 21:52 UTC 版)
Javaアプリケーションの起動時は、膨大な数のクラス(プラットフォームのクラスライブラリの全て[要出典]のクラスを含む)を使用前にロードしなければならないため、CやC++よりもかなり時間がかかることが多い。 起動時間の大半はJVMの初期化やクラスのロードそのものではなく、I/Oを伴う操作によるものと思われる[独自研究?] (rt.jarのクラスデータファイルは40MBあり、JVMは多数のデータをこの巨大なファイルをシークして取り出さなければならない)。いくつかの実験により、バイトコード検証分割の方法を用いるとクラスのロードは約40%向上するが、大規模なプログラムの起動時間は5%しか向上しないことがわかった。 改善幅は小さいものの、単純な操作を実行しすぐ終了するような小さなプログラムでは、Javaプラットフォームのデータローディングはプログラムの操作の数倍の負荷であるため、向上が目に見えやすい。 Java SE 6 Update 10より、オラクルのJREにはQuick Starterが同梱されるようになり、OSの起動時にクラスのデータをロードしておくことで、ディスクではなくディスクキャッシュからデータを読み出すことができるようになる。 Excelsior JETでは、この問題に対して別の方向からアプローチしている。JETのStartup Optimizerはアプリケーションの起動時にディスクから読み出すデータを削減し、さらにシーケンシャルに読み出せるよう配置する。
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