ワーク‐グループ【work group】
ワークグループ
ワークグループとは、一般的には、Windowsで構築されたコンピュータネットワークのうち、コンピュータを一元的に管理する役割のサーバーを必要としない、かつ比較的小規模なネットワークの単位である。
WindowsでLANを構築する場合、ネットワークは、ワークグループとドメインのいずれかに分類される。ワークグループは全てのコンピュータが対等な関係にあり、制御する・制御されるという関係を持たない。既にワークグループが構築されている場合には、ワークグループの名称を指定するだけで、コンピュータを簡単にワークグループへ参加させることができる。ワークグループは主に自宅におけるLAN構築などで用いられる。接続できるコンピュータの台数は、通常は10数台程度までとされる。
ワークグループに対して、より大規模に、かつ一元的管理を行うためのネットワークはドメインと呼ばれる単位において行われる。ドメインでは1台のサーバーがネットワークを管理する構成がとられ、数千台規模のネットワークを構築することができる。
参照リンク
ワークグループに参加する、またはワークグループを作成する - (Microsoft Windows)
ワークグループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 00:07 UTC 版)
「Windowsのセキュリティ機能」の記事における「ワークグループ」の解説
ユーザ名を用いてアカウント管理を行う仕組みである。すなわち、あるマシンから別のマシンのリソースにアクセスする(例:エクスプローラーにパス名を打ち込んでファイルやフォルダにアクセスする)場合、アクセス元のマシンとアクセス先のマシンで同一のユーザ名が登録されており、しかもアクセス先に登録されているパスワードを打ち込めばアクセスが許可される。 クライアントWindowsではワークグループはユーザ数が20以下(Windows 7)ないし10以下(それ以前)の場合しか利用できない。WindowsサーバやNASを使えばこの制限はない。 ワークグループはTCP/IPベースのNetBIOSにより通信を行っている。古いバージョンのWindowsではNetBEUIベースのNetBIOSでも通信できた。
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ワークグループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/15 04:28 UTC 版)
「Free Standards Group」の記事における「ワークグループ」の解説
FSG は以下のワークグループを統括していた。現在、これらは全てLinux Foundationに移管されている。 Linux Standard Base - フリーかつオープンソースのプラットフォーム間でアプリケーションの移植性を高めるためのインタフェース標準。認証は The Open Group が行っている。 Open Internationalization Initiative(OpenI18N)- ディストリビューションやアプリケーションの国際化のための基盤作り。 Linux Assigned Names and Numbers Authority (LANANA) OpenPrinting - プリンタ関連の標準化 Accessibility - フリーかつオープンソースのプラットフォームにおけるコンピュータアクセシビリティに関する標準の開発 Open Cluster - コンピュータ・クラスターのインタフェース標準の定義 DWARF - デバッグフォーマットの標準化
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