高畑キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 04:28 UTC 版)
奈良県奈良市高畑町 使用学部:教育学部 使用研究科:教育学研究科 使用附属施設:附属小学校、附属幼稚園、附属中学校(特別支援学級)、および上記部局等に関連する附属機関・施設 法人本部の置かれているメインキャンパスである。 敷地の中央にある講堂は、そのデザインから学生の間では「パルテノン」、もしくは略称で「パルテ」と呼ばれている。 学内各所に鹿(ニホンジカ)が出没する。理科2号棟と文科・文美棟の間、図書館周辺、グラウンド周辺、附属小学校南東側、新薬師寺旧境内遺跡などで、鹿が草を食む姿が頻繁に見られる。 キャンパスの一部は、新薬師寺の旧境内である。2008年8月からおこなわれた埋蔵文化財調査の結果、8世紀半ばの奈良時代に建立された金堂と推定される大型基壇建物遺構が検出されている。 キャンパスは奈良聯隊跡の一部であり、奈良教育大学教育資料館として現在使われている赤レンガの建物は、1908年に旧陸軍歩兵第38連隊の糧秣庫として建てられたものである。 キャンパス北部に吉備塚古墳がある。6世紀初頭頃に築造されたと考えられ、古くから吉備真備の墓として伝承されてきた。数回にわたる調査の結果、多くの鉄製品などの遺物が出土している。
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