吉備真備とは? わかりやすく解説

きび‐の‐まきび【吉備真備】

読み方:きびのまきび

695775奈良時代政治家学者本姓下道(しもつみち)氏。吉備豪族出身。唐に留学諸学を学ぶ。帰朝後橘諸兄(たちばなのもろえ)のもとで活躍藤原仲麻呂疎まれ筑前守左遷その後、再び渡唐。仲麻呂没落後、中央帰り右大臣となる。律令刪定(さんてい)などに尽力吉備大臣称せられた。


吉備真備

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

吉備真備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 03:00 UTC 版)

吉備 真備(きび の まきび)は、奈良時代公卿学者。氏姓は下道(しもつみち)朝臣のち吉備朝臣右衛士少尉下道圀勝の子。官位正二位右大臣勲位勲二等


  1. ^ a b 楊貴氏墓誌
  2. ^ a b コトバンク - 「吉備由利」[1]
  3. ^ 『新撰姓氏録』左京皇別上
  4. ^ 太田[1963: 2929]
  5. ^ 『吉備之志多道』『古川反古』『吉備大臣聖廟旧跡録』『右大臣吉備公傳纂釈』下巻
  6. ^ 森公章「藤原広嗣の乱と遣唐留学生の行方」古瀬奈津子 編『古代日本の政治と制度-律令制・史料・儀式-』同成社、2021年 ISBN 978-4-88621-862-9 P128-131.
  7. ^ a b c 『続日本紀』宝亀6年10月2日条
  8. ^ 『続日本紀』天平7年4月26日条
  9. ^ a b 平[1990: 15]
  10. ^ 『続日本紀』天平12年8月29日条
  11. ^ 平[1990: 18]
  12. ^ 『続日本紀』天平20年8月5日条,宝亀6年10月2日条。『恒貞親王伝』(『続群書類従』所収)
  13. ^ 平[1990: 19]
  14. ^ 『続日本紀』天平勝宝4年閏3月9日条
  15. ^ 宮田[1961: 102]
  16. ^ 『唐大和上東征伝』
  17. ^ 『続日本紀』天平勝宝6年正月17日条
  18. ^ 平[1990: 23]
  19. ^ 『続日本紀』天平勝宝8歳6月22日条
  20. ^ 『続日本紀』天平宝字2年12月10日条
  21. ^ 『続日本紀』天平宝字3年3月24日条
  22. ^ 平[1990: 24]
  23. ^ 『続日本紀』天平宝字3年6月16日条
  24. ^ 『続日本紀』天平宝字3年8月6日条
  25. ^ 『続日本紀』天平宝字3年9月19日条
  26. ^ 網野善彦『日本社会の歴史(上)』岩波書店、1997年、酒寄雅志『渤海と古代の日本』校倉書房、2001年
  27. ^ 『続日本紀』天平宝字4年11月10日条
  28. ^ 平[1990: 26]
  29. ^ 『続日本紀』宝亀元年10月8日条
  30. ^ 『続日本紀』延暦10年3月6日条
  31. ^ 河内祥輔瀧浪貞子など
  32. ^ 上野正裕「称徳王権論」『日本古代王権と貴族社会』八木書店、2023年、P255-257.
  33. ^ 木村卜堂 p.14
  34. ^ a b 2019年12月26日本経済新聞「吉備真備の筆跡か 中国留学中の墓誌発見」 2020年2月16日閲覧
  35. ^ 2019年12月26日毎日新聞「留学中の吉備真備の筆跡か 中国で貴重な資料発見」 2020年2月16日閲覧
  36. ^ a b c d e f 『公卿補任』
  37. ^ 読みは「しもつみち の くにまさ」
  38. ^ 『日本後紀』弘仁5年閏7月8日条


「吉備真備」の続きの解説一覧

吉備真備(きびの まきび)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 20:23 UTC 版)

ツギハギ漂流作家」の記事における「吉備真備(きびの まきび)」の解説

主人公フジワラ・ノ・フヒト最後に記した『幻の漂流録』を持っており、彼の弟子自称する漂流作家志し漂流録を書くため世界旅している。ツギハギだらけの服を着ており、持ち物は傘とインク・紙・羽ペンだけである。非常時には傘を武器にして戦い攻撃時の掛け声は「アンブレラァッッ!!」である。自身の初作品書いてチヨルダ国ジンボータウンにやってきた。漂流録にかけては雄弁自身考え持っているが、あまりにも空気読めない上に口が悪く、しばしば不謹慎な発言をする。落とし物も多い。

※この「吉備真備(きびの まきび)」の解説は、「ツギハギ漂流作家」の解説の一部です。
「吉備真備(きびの まきび)」を含む「ツギハギ漂流作家」の記事については、「ツギハギ漂流作家」の概要を参照ください。


吉備真備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 02:15 UTC 版)

眩人」の記事における「吉備真備」の解説

作中では下道(しもつみちの)真備呼ばれる努力型で凡庸だが、権力動向には敏感利害一致した玄昉と組む。

※この「吉備真備」の解説は、「眩人」の解説の一部です。
「吉備真備」を含む「眩人」の記事については、「眩人」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「吉備真備」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



吉備真備と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「吉備真備」の関連用語

吉備真備のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



吉備真備のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの吉備真備 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのツギハギ漂流作家 (改訂履歴)、眩人 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS