高校の上級生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:31 UTC 版)
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の記事における「高校の上級生」の解説
今江恵美(いまえ めぐみ) 声 - 野中藍 智子の1学年上の先輩。黒髪ロングの女子生徒。3年生時の在籍クラスは3年6組(2年生時は不明)。身長157センチメートルの普通体型。血液型A型。 校内での人気・人望ともに厚く、2年生の時に文化祭実行委員長を務め、3年生の時には生徒会長を務めていた。また2年生の時は在校生代表として送辞を、3年生の時は答辞を、卒業式において述べている。生徒達が各自の願い事を吊るす七夕祭りのイベントを考案した。高校へはバス通学をしていた。大学進学後は実家を出ている。 智子が1年生のとき、クラスでは居心地が悪いため体育館で文化祭の準備を手伝っていた智子に声をかけ、文化祭当日も智子に気さくに話しかける。智子はその際にも上手く受け答えができず、文化祭2日目には他校生徒である優を呼んで楽しく過ごしたが、優と別れた後は寂しく佇んでいた。それを見て、直接顔を合わせると智子が逃げてしまうと思い、着ぐるみを着て抱きしめた。その後も、折に触れて智子を気にかけている姿が描かれる。アニメにおいては智子のことを「いつも何かに必死で目が離せなくて、かわいい」存在であると胸中を語っている。智子にとっては唯一の自分に構ってくれた先輩であり、孤独でいた時期に支えてくれた、大きな存在となっている。智子が2年生のとき、茉咲の傘に半強制的に入れられ共に帰っている際には、イジメを心配して同行したが、茉咲の智子への気遣いを知って安心し身を引いている。 喪115で原幕高校を卒業し、挨拶に来た智子と最後の交流を持った。このときまで互いに名前を知ってはいたが、双方とも直接名乗ったことはなかった。このとき智子は恵美に再度抱きしめられ、ようやく文化祭の時の真実に気付いて恵美の包容力に心を打たれ、感情を抑えきれずに涙を流している。 単行本14巻で智子達がオープンキャンパスで訪れた青山学園大学に進学したことが、単行本17巻で原幕高校によく現れる犬・マロを実家で飼っていることが判明した。マロがよく実家を抜け出して高校に侵入し、女子生徒のスカートの中に顔を突っ込むことで生徒に知られており、智子やヤンキーグループからは「ク●ニーヌ」、うっちーからは「キモイーヌ」と呼ばれていることを知り、赤面してしまった。
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