養い

デジタル大辞泉

やしない〔やしなひ〕【養い】

読み方：やしない

１ やしなうこと。育てること。養育。

２ 栄養となるもの。栄養物。滋養分。また、植物の肥料。

「竹が熟した時に—が十分でないから軽い竹になるのです」〈露伴・幻談〉

３ 一家が暮らしていくためにかかる費用。また、子供にかかる養育費。

４ お布施。

「三十三番の巡礼に—と宣ふか」〈浄・文武五人男〉

５ 「養い子」の略。

「忠盛取りて—にせよ」〈平家・六〉

日本語活用形辞書

養い

読み方：やしない

ワ行五段活用の動詞「養う」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

養う  » 「養う」の意味を調べる

用例

虎を養いて自ら患を遺す、犬馬の養い、女子と小人とは養い難し

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「養い」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女の社会性を養いたい。
• 今日は、明日への英気を養いました。
• 私には６人の養い口がある。
• 興味深い人間になるためには、頭脳を養い鍛えなければならない。
• ただ相手の立場にたって考え感じることができる能力を養いさえすればよいのです。
• 養い子, 里子.
• 女子と小人は養い難し
• 徳を養い義を重んず
• 精神の養い
• 彼は自分も養いかねているのにどうして女房など持てるものか
• 両親は、彼らの子供を養い、服を着させなければならない
• 養い親
• 心の中に養い育てる
• 養い親という立場
• 養い親という立場の人
• 養い子という立場
• (人を)養い育てさせる
• 大切に養い育てる
• えさを与えて動物を養い育てる
• 彼は人生に対する愛情を養い続け，演じ続けたいと考えている。