霧の大陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:01 UTC 版)
「ファイナルファンタジーIX」の記事における「霧の大陸」の解説
ガイアに存在する4つの大陸のうち、もっとも文明が発達しているのがこの大陸である。ガーランドが魂をむき出しのまま地表に送り込むことにより闘争心を誘発され、かつて存在していた統一王国は滅び現在は以下の3つの国が存在する。物語序盤の中心となる大陸で、この大陸以外は未開の地とされている。 アレクサンドリア王国 霧の大陸北東部に位置する王国。ブラネが治める女王の国であり、次期の王位継承者も女性である。主力軍隊は女性のみであり将軍も女性であることから、王城内での女性の地位の高さがうかがえる。加えて男性隊である「プルート隊」のうだつの上がらなさもあり、男性の地位はことごとく低い。亡きブラネの夫がアレクサンドリア王であったとの記述と、ブラネが16歳で結婚し女王に即位したとの記述があり、王位の継承形態についてははっきりしない点もある。アレクサンドリア軍式の敬礼は『FFXI』に登場するサンドリア王国の敬礼にも使われている。 リンドブルム公国 霧の大陸南西部に位置する公国。大公シド9世が治める。3国の中でもっとも機械文明が発達している。大陸に立ちこめた霧を利用した動力機関を発明し、アレクサンドリアとブルメシアの戦乱に介入、これを鎮めた。国民の祖先は狩猟民族であり、街のイベント「狩猟祭」は当時の名残である。建国の祖は冒険王の異名を取った。 ブルメシア王国 霧の大陸北西部に位置するネズミ族の王国。首都ブルメシアは「青の王都」の異名を持つ。ギザマルークと呼ばれる怪物を称えているが、民にとってどのような存在であるかは特に語られていない。かつて別れた国民が移り住んだ土地が、砂の竜巻で覆われた街「クレイラ」である。物語序盤に壊滅する。 この他にも幾つかの村や町が存在している。 ダリ 山の中腹にある穏やかな村。かつては農地として栄えていたが、ブラネの命令により密かに村の地下施設で黒魔導師の生産を行っている。村の裏手には物見山がある。 トレノ 一年中が夜の街。治安はあまり良くないが、多くの富豪が生活している。オークション会場やカードゲームスタジアムといった施設があり、街は賑わっている。街から少し離れたところにクワン洞という洞窟がある。 ク族の沼 ク族の末裔が生活している沼。外側の大陸に通じる地下道がある。霧の大陸以外にも、ガイアには4ヶ所のク族の沼が存在する。 チョコボの森 モーグリの「メネ」とチョコボの「チョコ」が暮らしている森。「ここほれ!チョコボ」の拠点となる。
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