霍城県とは? わかりやすく解説

霍城県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 19:36 UTC 版)

中華人民共和国 新疆ウイグル自治区
霍城県
連霍高速道路果子溝高架橋
連霍高速道路果子溝高架橋
新疆ウイグル自治区の中の霍城県の位置
新疆ウイグル自治区の中の霍城県の位置
中心座標 北緯44度00分36秒 東経80度48分28秒 / 北緯44.01000度 東経80.80778度 / 44.01000; 80.80778
簡体字 霍城
繁体字 霍城
拼音 Huòchéng
カタカナ転写 フォチョン
ウイグル語 قورغاس
ウイグル語ローマ字転写 K̡orƣas
カザフ語アラビア文字 قورعاس
カザフ語キリル文字 Қорғас
カザフ語ラテン文字 Qorğas
国家 中華人民共和国
自治区 新疆ウイグル
副省級自治州 イリ・カザフ自治州
行政級別
面積
総面積 5,466.25 km²
人口
総人口(2003) 35.8 万人
経済
電話番号 0999
郵便番号 835200
行政区画代碼 654023
公式ウェブサイト  http://www.xjhc.gov.cn/

霍城県(かくじょう-けん)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州に位置するウイグル語コルガス(Qorghas)を漢字転写して霍爾果斯(簡体字:霍尔果斯)、それを略して霍城と呼ぶ。ホルゴス、ホルガスと仮名表記されることもある。

グルジャ市の西45キロメートルに位置しており、北は天山地方に、南はイリ川に面している。また、西はカザフスタンとの国境である。

漢族ウイグル族など29民族が暮らす。

行政区画

5鎮、3郷、1民族郷を管轄:

  • :水定鎮、清水河鎮、ロサウグ鎮(芦草溝鎮)、キュレ鎮(恵遠鎮)、サルブラク鎮(薩爾布拉克鎮)
  • :レンゲル郷(蘭干郷)、三道河郷、大西溝郷
  • 民族郷:三宮回族
  • 六十三団、六十四団、六十六団
  • 格干溝牧場、果子溝牧場、良種繁育中心

経済

2011年にカザフスタンとの自由貿易特区が開設された[1]。免税で買い物ができる商業モールが並ぶ「ホルゴス国際国境協力センター」は、カザフスタンのほかキルギスロシアからの買い物客で賑わっている。中国が進める一帯一路政策に基づき、ヨーロッパとの間を結ぶ貨物列車が経由する「陸の港」も整備されている[2]

県内全体としては農業や鉱業が主産業である。小麦トウモロコシテンサイ綿花タバコリンゴなどの農作物が栽培されているほか、の牧畜も行われている。鉱山資源としては、石炭リン鉄鉱石石灰岩氷州石方解石の一種)、大理石がある。

交通

鉄道

道路

清水河鎮でG218国道G312国道が接続。

脚注・出典





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