電報文体の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:03 UTC 版)
“チチキトクスクカエレ”(父危篤すぐ帰れ):お父さんが危篤だから、大至急実家に戻りなさい “ヘンシンコウ”(返信乞う):返事をお願いします “ヒゼウ”:非常 “アトフミ”(後、文):詳細は後ほど手紙(葉書)で “サクラサク“ / “サクラチル“:大学入試の合否を知らせる電報。サクラサク(合格)/サクラチル(不合格)は、早稲田大学が1956年に開始した、合否通知で用いられたことに端を発する。またこのほかにも大学ごとに違った定型文が用いられた。「合格電報」も参照 また、電報の発信等の日付には "ヒ"=日と打った(例:7日なら「7ヒ」)。その文体が緊急連絡を表すものとして文学に取り入れられた。 電報の発信等の時刻には"ゼ"=午前、"ゴ"=午後と打った(例:午後7時なら「ゴ7ジ」)。 「アー、ヤー、グットマン」/「ゲー、ペー、ウー」:人名や組織名は鈎括弧で括り、区切りには読点が使われた(電報では中点が使用できないため)。
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