すみだがわ‐もの〔すみだがは‐〕【隅田川物】
隅田川物
隅田川物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 18:45 UTC 版)
詳細は「隅田川物」を参照 江戸文芸の中でこの梅若の物語を下敷きとして創作された一連の作品を「隅田川物」と総称する。 内容は大きく脚色され、作品によっては元の設定がほとんど残っていないようなものもある。「御家物」的な色合いが強く出ているものが多く、江戸時代の世相や人情を反映しているとも言われている。 歌舞伎『出世隅田川』 - 初代市川團十郎作、元禄十四年三月(1701年4月)江戸中村座初演 『隅田川続俤』(法界坊)- 奈河七五三助作、天明四年五月(1784年6月)大坂角の芝居初演 『都鳥廓白浪』(忍の惣太)- 二代目河竹新七(黙阿弥)作、安政元年三月(1854年4月)江戸河原崎座初演 人形浄瑠璃『双生隅田川』- 近松門左衛門作、享保五年八月(1720年9月)大坂竹本座初演
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