閉包作用素とは? わかりやすく解説

閉包作用素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:42 UTC 版)

モナド (圏論)」の記事における「閉包作用素」の解説

完備束 L 上の写像 c: L → L が以下の条件を満たすとき、c を閉包作用素(英語版と言う: x ≦ y ならば c(x) ≦ c(y) x ≦ c(x) c(c(x)) = c(x) L と順序関係 ≦ のなす構造を圏とみなしたとき、条件1と順序関係性質から c を関手と思うことができる。さらに、順序集合を圏とみなしたとき、各対象の間の射は高々1つである。このことと条件2,3用いると、c は L 上のモナドである条件を満たす半順序上のモナドが閉包作用素であることは Mac Lane (1978, p. 139) でも示されている。

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閉包作用素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 01:13 UTC 版)

閉包 (位相空間論)」の記事における「閉包作用素」の解説

詳細は「閉包作用素」を参照 閉包作用素 − は S ¯ = X ∖ ( X ∖ S ) ∘ {\displaystyle {\bar {S}}=X\smallsetminus (X\smallsetminus S)^{\circ }} および S ∘ = X ∖ X ∖ S ¯ {\displaystyle S^{\circ }=X\smallsetminus {\overline {X\smallsetminus S}}} が成り立つという意味で、開核作用素 o の双対である。ただし、X は S を含む位相空間とし、逆斜線集合論的差を表すものとする。 従って、閉包作用その抽象論およびクラトフスキーの閉包公理は、集合とその補集合とを入れ替える操作で、直ち開核作用素についてのもの翻訳することができる。

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