長屋の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 08:55 UTC 版)
「当て屋の椿の登場人物」の記事における「長屋の住人」の解説
鳳仙や椿と同じ長屋に住む人々。鳳仙には「幸せも不幸も共有しようとしてくれる存在」と称される。 大家 大家として長屋を営む老爺。惚けたところのある明るい性格。長屋で唯一、鳳仙の過去を知っていた。 侘助(わびすけ) 声 - 岩澤俊樹 職人を生業とする若い男。女好きで欲望に忠実だがうまくいった試しがない。尻派。 菖蒲(あやめ) 侘助の妹。子供ながら放埒な兄と対象的に極めてしっかり者。何故か鳳仙に対して過大評価しているフシがあり、本人と兄を困惑させている。 柳(やなぎ) 貧乏浪人。魚河岸で魚をさばいて日銭を稼いでいる。花菱に惚れている。 花菱(はなびし) 声 - 下田麻美 三味線の師匠を生業とする女性。目が見えないため、相手を匂いで判別している。 棟梁 大工の棟梁を務める大柄な男性。 苗(なえ) 給仕としてめし屋に勤める若い女性。 カズラ、ムグラ 「神の山」編で登場した、兄弟の子犬。元は野良犬だったが、親犬の死後、長屋の面々が引き取って共同で世話をしている。鳳仙やイノによく懐いている。 イノ 元は古着問屋に奉公する湯灌場買いであったが、古着屋が潰れて行き場を失った際に、鳳仙の誘いで長屋に住まう。鳳仙のことが好きらしく、長屋に来てからは何かと彼の世話をする。 顔に大きな斜め十字の傷があり、これにより言葉が吃音となる。
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