長さ・距離とは? わかりやすく解説

長さ・距離(度)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 17:14 UTC 版)

尺貫法」の記事における「長さ・距離(度)」の解説

長さ・距離の単位度量衡の「度」)は、尺を基本単位とする。他の単位は尺と独立発生した考えられるが、後に尺と関連づけられ、その整数倍または整数分のとなった。 1里 = 36町 ≒ 3927.2723927 m 1町 = 60間 = 360尺 ≒ 109.090109 m 1間 (歩) = 6尺 ≒ 1.818182 m 1丈 = 10尺 ≒ 3.030303 m 1尺 = 10寸 = 10/33 m ≒ 0.3030303 m 尺時代地域によってその長さ異なる。また、同じ時代でも目的などによって複数の尺が使い分けられてきた。今日の日本では曲尺かねじゃく。単に「尺」と言えばこちらを指す)とその1.25倍の長さ鯨尺(くじらしゃく)(法令上は、「鯨尺尺」)が残っている。詳細は尺を参照のこと。 高さについては尺のみを用いる。例えば「日本アルプスは約一万尺」のようにいう。深さについては尋(= 6尺)が用いられる。 間については、1間が6尺と明確に定められたのは明治度量衡法においてである。それまでは、間は建築の際のモジュール規定するだけで、「およそ6尺」という以外は特に定めはなく、「間」を用いる際はそれが何尺何寸であるかを示す必要があった。 尺の系統とは別に通貨一文銭)の直径基準とする「文」(もん)という単位があった。一文銭直径時代により若干誤差があるが、おおよそ24 mm(8分)であった。文は足や靴の単位として用いられた。十文(ともん)は約24 cmである。

※この「長さ・距離(度)」の解説は、「尺貫法」の解説の一部です。
「長さ・距離(度)」を含む「尺貫法」の記事については、「尺貫法」の概要を参照ください。

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