鉄道以外での販路展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 09:06 UTC 版)
この時期前後からモータリゼーションの進展を受けて、各地の駅弁業者は軒並み苦戦を強いられるようになる。しかし同社では、1962年にこれを逆手にとって国道18号沿いに「峠の釜めしおぎのやドライブイン横川店」を開業。釜めしなどの商品を休憩者に販売することで鉄道への依存を減らしており、現在の同社の販売戦略の基礎となった。1987年時点での1日平均の販売実績は1万個で、多いときには2万5千個の売り上げがあったという。このうち、駅弁としての販売比率は40パーセントほどであった。もちろん列車での売り上げも多く、3分停車でホームにあった410個が全て売れたこともあったという。
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