きんぶ‐じんじゃ【金峰神社】
金峯神社
金峯神社
金峯神社
金峯神社
御嶽神社
金峯神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 20:30 UTC 版)
金峯神社は金峯山の山頂付近にある神社で、山名の由来になった。祭神は天水分神、国水分神、勾大兄神。近代社格制度では旧郷社である。 奈良時代に大和国(奈良県)の金峰山から勧請したと伝わる。蔵王権現を祀り、牧谷村にあることから「牧谷権現」とも呼ばれていた。峰続きの牛ヶ峰山とともに修験道の地だった。 社伝には1188(文治4)年に源頼朝、1353(文和2)年に山名氏清が領地を寄進したとされている。32坊を擁する規模があったが、豊臣秀吉の因幡侵攻に敵対して滅ぼされ、それ以前の記録を失った。 1713(正徳3)年に鳥取の淳光院によって再興された。歴代の鳥取藩主池田氏の庇護を受けた。なお、このとき同時に「竹美山竜王寺」も再興され、淳光院住職が蔵王権現の神事と竜王寺の住職を掌った。 寺は明治の神仏分離によって廃され、蔵王権現は「金峯神社」となった。1932(昭和7)年に郷社に昇格した。
※この「金峯神社」の解説は、「金峯山 (鳥取県)」の解説の一部です。
「金峯神社」を含む「金峯山 (鳥取県)」の記事については、「金峯山 (鳥取県)」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 金峯神社のページへのリンク