醍醐源氏とは? わかりやすく解説

醍醐源氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 15:20 UTC 版)

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源氏二十一流 > 醍醐源氏
醍醐源氏
本姓 朝臣
家祖 醍醐天皇皇子
種別 皇別
出身地 山城国
著名な人物 源高明
源俊賢
源隆国
支流、分家 信濃小路家(地下家
河尻氏(武家
など
凡例 / Category:日本の氏族

醍醐源氏(だいごげんじ)は、第60代天皇である醍醐天皇の皇子を祖とする源氏氏族で、賜姓皇族の一つ。朝臣

概要

源氏には祖とする天皇別に二十一の流派(源氏二十一流)があり、醍醐源氏はそのうちの一つで醍醐天皇から分かれた氏族である。

一世賜姓では源高明源兼明左大臣に昇るが、それぞれ政争によってその地位を追われた。しかし高明の子孫は院政期まで栄え、一条朝の四納言の一人である源俊賢をはじめとして、源経房源隆国源俊明などの多くの公卿を輩出した。

系図


醍醐天皇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
克明親王代明親王重明親王常明親王式明親王有明親王章明親王盛明親王源高明兼明親王源自明
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
源博雅源重光源保光源延光源忠清源守清源泰清明救源高明流源伊陟
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
長経則理高雅
 
 
 
 
 
経成行任
 
 
 
 
 
重資高房
 
 
 
清実
 
 
 
雅職
 
 
 
雅亮


高明流系図

関連項目

参考文献


醍醐源氏

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源氏」の記事における「醍醐源氏」の解説

60代醍醐天皇の子孫。延喜御後詳細は「醍醐源氏」を参照第十皇子源高明左大臣となったが後に安和の変にて失脚した高明異母兄弟である源兼明左大臣に昇ったが後に親王復帰させられることで政治中枢から追われた。高明三男源俊賢権大納言、四男源経房権中納言昇り、俊賢の子孫からも源隆国(俊賢二男権大納言)や源俊明(隆国三男大納言)をはじめ多く公卿輩出し院政期まで栄えた第一皇子克明親王の子には管弦名手として有名な源博雅がいる。 氏族岡本氏、河尻氏 醍醐源氏 系図 太線実子。細線は養子苗字無し臣下下った源氏一部苗字無しは僧)。 〈源氏(醍醐源氏)〉[vol.1 克明親王~重明親王] 醍醐天皇敦仁親王) ┣━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 克明親王 保明親王 代明親王 重明親王 ┃ ┣━━━━━┓ ┣━━━┳━━━┓ ┣━━━┳━━━┳━━━━━┓ 博雅 慶頼王 煕子女王 重光 保光 延光正 行正 信徽子女王源氏(醍醐源氏)〉[vol.2 常明親王~持明親王] 醍醐天皇敦仁親王) ┣━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓ 常明親王 式明親王 有明親王 持明親王 ┣━━━┓ 忠清 泰清 〈源氏(醍醐源氏)〉[vol.3 長明親王~兼明親王] 醍醐天皇敦仁親王) ┣━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓ 長明親王 雅明親王 寛明親王 行明親王 章明親王 成明親王 盛明親王 兼明親王 ┏━━━━━┫ ┃ 斯忠王 則伊陟源氏(醍醐源氏)〉[vol.4 源高明源為明] 醍醐天皇敦仁親王) ┣━━━┳━━━┳━━━┓ 高明 自明 允明 為明 ┣━━━┳━━━┳━━━┓ 忠賢 惟賢 俊賢 経房 ┣━━━┓ ┣━━━━━━━┳━━━━━┓ 守隆 致公 顕基 隆成尋阿闍梨母 ┃ ┃ ┣━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓ 長季 資綱 隆俊 隆綱 俊明 国覚猷 ┃ ┣━━━┓ ┃ ┠━━━┐ 盛長 家道良 俊実 能俊 国明 ┃ ┃ 盛経 俊雅 〈源氏(醍醐源氏)〉[vol.5 勤子内親王~康子内親王](女子史料少ないためこれまでとする) 醍醐天皇敦仁親王) ┣━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 勤子内親王 雅子内親王 康子内親王

※この「醍醐源氏」の解説は、「源氏」の解説の一部です。
「醍醐源氏」を含む「源氏」の記事については、「源氏」の概要を参照ください。

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