酒石酸ナトリウムカリウム

デジタル大辞泉

しゅせきさん‐ナトリウムカリウム【酒石酸ナトリウムカリウム】

読み方：しゅせきさんなとりうむかりうむ

酒石酸とナトリウム・カリウムの塩。四つの異性体があり、ふつう四水和物が得られ、ロッシェル塩またはセニエット塩とよばれる。無色透明の結晶で、斜方晶系。酒石酸カリウムナトリウム。

日本化学物質辞書Web

酒石酸カリウムナトリウム

分子式：	C4H4KNaO6
その他の名称：	L-Tartaric acid 1-potassium 4-sodium、L-Tartaric acid 1-sodium 4-potassium salt、L-Tartaric acid 1-potassium 4-sodium salt、セイグネット塩、Seignette salt、酒石酸カリウムナトリウム、Potassium sodium tartrate、(2R,3R)-2,3-Dihydroxybutanedioic acid 1-potassium 4-sodium salt、Potassium sodium L-tartrate、L-酒石酸カリウムナトリウム、酒石酸ナトリウムカリウム、Sodium potassium tartrate
体系名：	L-酒石酸1-ナトリウム4-カリウム、L-酒石酸1-カリウム4-ナトリウム、(2R,3R)-2,3-ジヒドロキシブタン二酸1-カリウム4-ナトリウム

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生物学用語辞典

酒石酸ナトリウムカリウム

英訳・(英)同義/類義語：potassium sodium tartarate

酒石酸とナトリウムイオン、カリウムイオン塩の共結晶で、圧電性を示すロッシェル塩として知られる。

「生物学用語辞典」の他の用語

化合物名や化合物に関係する事項：

過酸化脂質  遮断抗体  酒石酸  酒石酸ナトリウムカリウム  酢酸オルセイン  酢酸カーミン  酢酸フェニル水銀

ウィキペディア

酒石酸カリウムナトリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/28 22:03 UTC 版)

酒石酸カリウムナトリウム（しゅせきさんカリウムナトリウム、Potassium sodium tartrate）は、2価のカルボン酸である酒石酸がナトリウムおよびカリウムと塩を形成した構造をもつ複塩。1675年ごろにラ・ロシェル（フランス）の薬学者ピエール・セニエットによって初めて合成されたことから、ロッシェル塩またはセニエット塩とも呼ばれる。