連合軍専用列車
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連合軍専用列車(れんごうぐんせんようれっしゃ)とは、日本が1945年(昭和20年)8月に降伏した後、1954年(昭和29年)ごろまで日本各地の国鉄・私鉄で運行されていた、日本へ進駐してきた連合国軍の国内移動の便宜を図るための専用列車の総称。
- ^ a b c 佐藤信博、坂本達也 編『特急北斗&JR北海道の特急列車(イカロス・ムック)』イカロス出版〈名列車列伝シリーズ 16〉、2002年5月20日、19頁。ISBN 4-87149-390-3。
- ^ a b “名列車図鑑【第111回】「十和田」”. ホビコム(デアゴスティーニ・ジャパン) (2022年3月1日). 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月6日閲覧。
- ^ “名列車図鑑【第65回】「すずらん」”. ホビコム(デアゴスティーニ・ジャパン) (2018年6月1日). 2023年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月6日閲覧。
- ^ 塗色も当時の国鉄客車がぶどう色1号であったのに対し独特のマルーン (ミルクチョコレート色とする文献もある。ウェストポイントを沿線にもつペンシルバニア鉄道の塗色に準じたという説がある)であったことからいっそう目立つ存在となった。
- 1 連合軍専用列車とは
- 2 連合軍専用列車の概要
- 3 専用列車と日本国民
- 4 参考文献
進駐軍専用列車
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1945年8月に進駐してきたアメリカ第八軍の第三鉄道輸送司令部が、日本の鉄道全般を管理した。司令部は全国各地の国鉄や私鉄の駅に Railway Transportatin Office (RTO) を置き、日本側に指示を出した。国鉄では状態の良い客車を集めて特別に整備し進駐軍専用に指定し、これら使用して東京から全国各地に向かって専用の定期列車を走らせた。東京や大阪の電車区間では国鉄・私鉄ともに1両から半車(1両の半分)を進駐軍専用に使用した。進駐軍指定車は窓下に白い帯を描いて日本人の乗る車両と区別した。RTOによる管理は1952年のサンフランシスコ対日講和条約発効まで継続した。 連合軍専用列車も参照。
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