灯明
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灯明(燈明:とうみょう)とは、神仏に供える灯火をいう。仏教においては、サンスクリット語の「ディーパ」の訳で、闇(無明)を照らす智慧の光とされ、重要な供養のひとつとされる。灯明は古くは油をともす油皿(あぶらざら)が使われていたが、現在は、ろうそくまたは電球によるものが多い。
注釈
- ^ 中尊前(ちゅうそんぜん)とは、本尊(阿弥陀如来)前のこと。
- ^ 祖師前(そしぜん)とは、親鸞御影前のこと。
- ^ "Great Fires"はRoyal Firesとも言われ、3世紀ごろ以降のゾロアスター教で特別視された3か所の拝火神殿「Adur Burzen-Mihr」「Adur Farnbag」「Adur Gushnasp」で、それぞれ燃やされていた。Adur Burzen-Mihrは労働者や工芸家、農家など、Adur Farnbagは神官、Adur Gushnaspは戦士階級に対応する
- ^ 2世紀のパウサニアス (10.24.5) 、ヘロドトス (7.141)、 エウリピデス (タウリケのイピゲネイア)の記述
出典
輪灯
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浄土真宗では、燭台の他に「輪灯」と呼ばれる真鍮製の灯火具が用いられる。形状は、油煙よけの傘を付けた吊り具に、油皿をのせる皿に輪を付けたもの。対で用いられる。 寺院では、中尊前と祖師前にのみ、天井から吊って用いる。在家の御内仏では、仏壇の天井より一対吊る。 輪の形状は、宗派により異なる。大谷派は、油皿をのせる皿に輪が付いただけの簡素なものを用いる。本願寺派は「菊輪灯」、高田派は「桐輪灯」、佛光寺派は「藤輪灯」と呼ばれる輪灯を用い、それぞれ輪と油皿をのせる皿に装飾が入る。大谷派以外は、相吊(間吊)と呼ばれる装飾された吊金具を輪灯本体と傘部の間にはさむ。
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