輪灯とは? わかりやすく解説

りん‐とう【輪灯】

読み方:りんとう

仏前に灯を献ずるための、天井からつるして油皿をのせる器具


りんとう 【輪灯】


灯明

(輪灯 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 13:47 UTC 版)

灯明(燈明:とうみょう)とは、に供える灯火をいう。仏教においては、サンスクリット語の「ディーパ」の訳で、無明)を照らす智慧の光とされ、重要な供養のひとつとされる。灯明は古くはをともす油皿(あぶらざら)が使われていたが、現在は、ろうそくまたは電球によるものが多い。


注釈

  1. ^ 中尊前(ちゅうそんぜん)とは、本尊(阿弥陀如来)前のこと。
  2. ^ 祖師前(そしぜん)とは、親鸞御影前のこと。
  3. ^ "Great Fires"はRoyal Firesとも言われ、3世紀ごろ以降のゾロアスター教で特別視された3か所の拝火神殿「Adur Burzen-Mihr」「Adur Farnbag」「Adur Gushnasp」で、それぞれ燃やされていた。Adur Burzen-Mihrは労働者や工芸家、農家など、Adur Farnbagは神官、Adur Gushnaspは戦士階級に対応する
  4. ^ 2世紀のパウサニアス (10.24.5) 、ヘロドトス (7.141)、 エウリピデス (タウリケのイピゲネイア)の記述

出典



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輪灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 13:47 UTC 版)

灯明」の記事における「輪灯」の解説

浄土真宗では、燭台の他に「輪灯」と呼ばれる真鍮製の灯火具が用いられる形状は、油煙よけの傘を付けた吊り具に油皿をのせる皿に輪を付けたもの。対で用いられる寺院では、中尊前と祖師前にのみ、天井から吊って用いる。在家御内仏では、仏壇天井より一対吊る。 輪の形状は、宗派により異なる。大谷派は、油皿をのせる皿に輪が付いただけの簡素なものを用いる。本願寺派は「輪灯」、高田派は「輪灯」、佛光寺派は「輪灯」と呼ばれる輪灯を用いそれぞれ輪と油皿をのせる皿に装飾が入る。大谷派以外は、相吊(間吊)と呼ばれる装飾され吊金具を輪灯本体と傘部の間にはさむ。

※この「輪灯」の解説は、「灯明」の解説の一部です。
「輪灯」を含む「灯明」の記事については、「灯明」の概要を参照ください。

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