萌え擬人化

IT用語辞典バイナリ

萌え擬人化

読み方：もえぎじんか
【英】Moe anthropomorphism

萌え擬人化とは、人間以外の生き物あるいは非生物などを擬人化し、さらにその容姿を萌えキャラとして造形することである。

萌え擬人化される対象は動植物等にとどまらず、食品、道具、ソフトウェア、概念、などあらゆるものが対象になり得る。多くの場合、元となっているものを象徴する要素が記号として容姿のデザインに盛り込まれる。

ブラウザゲーム「艦これ」に登場する「艦娘」（かんむす）は、大日本帝国海軍の船籍を萌え擬人化したものであり、萌え擬人化の端的な例といえる。また、「初音ミク」はVOCALOIDまたはDTMを萌え擬人化したものと見ることもできる。「日本鬼子」などは罵詈雑言の萌え擬人化である。

萌え擬人化そのものは取り立てて目新しいものではないが、2000年代半ば以降のいわゆる萌え文化の普及を経て、広く一般にも親しまれるようになりつつあるといえる。NHK気象情報のキャラクター「春ちゃん」のような、萌え擬人化されたキャラクターを企業や団体が採用する例も昨今では少なくない。

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参照リンク
NHKニュースウオッチ9 春ちゃん - （NHKオンライン）

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萌え擬人化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/18 08:38 UTC 版)

萌え擬人化（もえぎじんか）は、現代の日本の漫画・アニメ・ゲームなどにおいて人間以外の生物や無生物を人間（の姿）に見立てて萌えと結びつける概念、及びそうした創作物のこと。