草壁隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
A級4位。エンブレムはドラゴンの頭に鶏のような体の生き物(コカトリス)。オペレーターが隊長を務める異色のチーム。隊員4人が攻撃手・銃手・狙撃手・万能手とバランスが取れている。緑川以外の隊員は県外スカウトに出ており、大規模侵攻時には本部に不在で、ガロプラ襲撃の数日後には帰る予定だったらしい。 草壁 早紀(くさかべ さき) 草壁隊隊長。オペレーター。15歳 元々は戦闘員で、木虎に勝てなかったことからオペレーターに転向した。戦闘員時代には諏訪に面倒を見てもらっており、オペレーターになった時にお世話になった小佐野や結束を尊敬している。 緑川 駿(みどりかわ しゅん) 声 - 森下由樹子 / 演 - 高橋陸人 草壁隊隊員。攻撃手。男子中学生。14歳。 ボーダーに入隊して僅か一年余り。迅にトリオン兵から命を救われているため、熱烈なファンとなっている。迅に誘われて玉狛に移動した修に嫉妬心を抱き、大勢の前で恥をかかせるためわざと注目を集め模擬戦を挑んだ。結果は緑川が十戦全勝し目論見は成功したものの、修は緑川の厭がらせに気付かなかった。しかし遊真は修を虚仮にしたことを許さず、同じような方法で遊真にやり返される。最終的には緑川が遊真の強さを認め、修にも謝罪し和解する。それ以来は素直に先輩と呼んで敬っている。その後も遊真や修とは仲良くしており、遊真にグラスホッパーの使い方を教えたり、ソロランク戦で戦ったりしており、またボーダーに入って間もない遊真と修に自分の部隊にいる里見や、里見の師匠である弓場を紹介したりしている。なおこの時の遊真に作った貸しを利用して迅とランク戦をした。遊真には惨敗したものの実力は高く、米屋からは「才能は自分より上」と評され、遊真からも「これからもっと強くなる」と評価している。戦術などの吸収力が強い。 大規模侵攻では出水と米屋らとチームを組んで東の指揮のもとランバネインと交戦。対遊真戦の反省を活かしランバネイン撃破に大きく貢献し、一級戦功を上げる。 戦闘では「スコーピオン」と「グラスホッパー」を使用する。グラスホッパーを複数展開し、それらの間を球のように跳ね回り、多方向から連続攻撃を加える「乱反射(ピンボール)」を得意とし、ランク戦2戦目前日には遊真に使い方を教えている。 佐伯 竜司(さえき りゅうじ) 声 - 新井良平 草壁隊隊員。万能手。男子高校生17歳。 明るさで周囲を引っ張るタイプで、かつては隊長として佐伯隊を率いていた。 里見 一馬(さとみ かずま) 声 - 森久保祥太郎 草壁隊隊員。銃手。銃手個人ランク1位。男子高校生。17歳。 弓場の弟子で自他共に認める二宮信者。とても気さくで明るい性格。緑川を仲介して遊真と修に弓場を紹介し、遊真と修に弓場と二宮それぞれの凄い所を語った。遊真が緑川と共に弓場に会いに行った後に、修に二宮の強さや戦法などを話す中、修に自身の戦闘スタイルは、二宮の戦法を、弓場の技術で真似ていると語っている。修に銃手の利点を話していく最中で、自分には射手は向いてないことから銃手になったと言っており、本人曰く「自分には射手は合わず、焦ると弾が変な方向に飛んじゃってしまう」自分の感じた銃手の楽しさを修に教えた。銃手個人ランク1位であるが、自身のランクには興味が無いためそのことを知らない。修も里見との話を終えた後に、迅から里見がNo.1銃手であると聞かされた。 宇野 隼人(うの はやと) 草壁隊隊員。狙撃手。男子高校生。17歳。 「精密身体操作」のサイドエフェクトを持っており、元体操選手であり、中学までは体操をやっていたのだが、背が高くなりすぎたために引退した。
※この「草壁隊」の解説は、「ワールドトリガー」の解説の一部です。
「草壁隊」を含む「ワールドトリガー」の記事については、「ワールドトリガー」の概要を参照ください。
- 草壁隊のページへのリンク