芝右衛門狸
芝右衛門狸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/16 04:57 UTC 版)
芝右衛門狸、柴右衛門狸(しばえもんたぬき、しばえもんだぬき)は、兵庫県淡路島に伝わる化け狸[1]。佐渡島の団三郎狸、香川県の太三郎狸と並び、日本三名狸に数えられている[2]。江戸時代の奇談集『絵本百物語』にも記述がある[3]。人間に化けて芝居見物をしている最中、犬に襲われて命を落としたといわれるが、詳細は地域や文献によっていくつかの異説が見られる[1]。
- ^ a b 村上 2000, pp. 182-183
- ^ 宮沢光顕 『狸の話』 有峰書店、1978年、229頁。NCID BN06167332。
- ^ a b 多田編 1997, pp. 62-63
- ^ 宮崎修二朗・足立巻一 『日本の伝説』 角川書店、1980年、222-226頁。ISBN 978-4-0472-2043-0。
- ^ a b c “中座全焼は芝右衛門狸の祟り?”. レルネット (2002年9月27日). 2011年8月30日閲覧。
- ^ “洲本八狸”. 洲本市公式サイト. 洲本市役所. 2011年8月30日閲覧。(インターネット・アーカイブによる記録)
- ^ a b 多田編 1997, pp. 143-144
- ^ “洲本八狸ものがたり・「お城山の柴右衛門」。”. 洲本八狸. 洲本商工会議所. 2011年8月30日閲覧。
- ^ 辻正幸. “柴右衛門大明神”. おいでやす狸楽巣. 2011年8月30日閲覧。
- ^ 武田静澄 『日本伝説集』 社会思想社〈現代教養文庫〉、1971年、69-70頁。NCID BN05656468。
- ^ 江崎俊平 『続・城 -その伝説と秘話-』 日賀出版社、1973年、200-201頁。NCID BN06173823。
- 1 芝右衛門狸とは
- 2 芝右衛門狸の概要
- 3 絵本百物語
芝右衛門狸(しばえもんたぬき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:02 UTC 版)
「巷説百物語」の記事における「芝右衛門狸(しばえもんたぬき)」の解説
堂ノ浦に住む130歳の老狸だと名乗る老人。阿波日開野の金長狸の眷属。様々なことに通じ、特に芝居が好きで、大阪あたりでは芝居もん狸と呼ばれているらしい。
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芝右衛門狸
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淡路の国。芝右衛門の孫娘が惨殺された。気落ちする芝右衛門の前に狸が現れ、心を通わすうちに冗談で人に化けてやって来いと語る。翌日、その狸だと名乗る老人がやってくる。(『怪』第参号 掲載)
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