腕くらべとは? わかりやすく解説

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うでくらべ【腕くらべ】

読み方:うでくらべ

永井荷風長編小説大正5〜6年191617発表新橋芸妓駒代を主人公に、彼女をめぐるさまざまの男性通して当時風俗描いた近代花柳小説代表作


腕くらべ

作者永井荷風

収載図書荷風小説 4
出版社岩波書店
刊行年月1986.8

収載図書荷風全集 第12巻
出版社岩波書店
刊行年月1992.11


腕くらべ

作者杉浦明平

収載図書今昔ものがたり 新版
出版社岩波書店
刊行年月2004.9
シリーズ名岩波少年文庫


腕くらべ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 22:26 UTC 版)

腕くらべ
著者永井荷風
原題腕くらべ
舞台設定 日本20世紀初頭
出版日
英語版出版日
  • 1963 (Meissner & Friedrich translation from 1918 version)
  • 2007 (Snyder translation from 1956 version)

腕くらべ(うでくらべ)は、永井荷風による長編小説である。

雑誌『文明』に1916年8月から1917年10月まで連載され、初版は1918年に十里香館から出版された(実質的には私家版である)。

東京新橋の花柳界を舞台として、芸者駒代と菊千代、実業家吉岡、役者瀬川一糸のからむ人間模様を描いている。中島国彦は「単なる風俗小説を越えた、荷風の花柳界への思いの所在が感じられる」[1]と評している。

翻訳により、英語版やロシア語版なども出版されている[2]

新版

旧版ではカットされていた部分も復元した完全版

脚注

  1. ^ 『新潮日本文学アルバム 永井荷風』(新潮社、1985年)p43
  2. ^ 『腕くらべ』 | 第1回選定作品 | 翻訳作品紹介 | JLPP 現代日本文学の翻訳・普及事業”. www.jlpp.go.jp. 2020年10月27日閲覧。



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