聖燭祭
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聖燭祭(せいしょくさい、キャンドルマス、カンデラリア、シャンドルール、英語: Candlemas, ラテン語/スペイン語: Candelaria, ドイツ語: Lichtmess)または主の奉献の祝日(ラテン語: Praesentatio Domini, 英語: Presentation of the Lord, フランス語: La Chandeleur)は、西方教会(カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)の祝日。イエス・キリストが聖母マリアと夫ヨセフによって神殿に連れて来られた際の出来事を記念して祝う。日本聖公会では被献日(ひけんび)と呼ぶ[1]。グレゴリオ暦で2月2日に祝われる。正教会での主の迎接祭に相当する。
- ^ 『日本聖公会 祈祷書』6頁、日本聖公会、1991年6月20日 第一版
- ^ ラウダーテ女子パウロ会
- ^ ジェリー・ボウラー 著、笹田裕子・成瀬俊一 訳『図説 クリスマス百科事典』中尾セツ子 日本語版監修、柊風舎、2007年、129-130頁。ISBN 9784903530147。"キャンドルマス"。
- ^ 聖燭祭-キャンドルマス *聖母マリアの清めの日そしてクレープの日
- ^ 大森由紀子『フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来』99頁 世界文化社
- ^ “2月2日はクレープの日Chandeleur(シャンドルール)”. France.fr. ExploreFrance (2021年2月2日). 2024年2月1日閲覧。
聖燭祭
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「グラウンドホッグデー」の記事における「聖燭祭」の解説
「観天望気」も参照 聖燭祭の気象伝承は、そもそもは単純に、「この日が晴れなら冬は長引く」と歌ったものだとされている 。この単純形の天気占いの英語版(韻律詩)は何種かあるが、以下がその一例である: If Candlemas is fair and clear (聖燭祭の日が晴朗ならば)There'll be twa winters in the year(今年は2つの冬がある) 同様の詩は、ドイツ語やフランス語にもあり、更にはラテン語版もあるので、かなり古いと考察されるキリスト教の聖燭祭は、2月2日に行われたローマ帝国時代の女神フェブルア(英語版)を称える行進の式典(のちルペルカーリア祭)に由来するとされる。そしてローマの祭典も、もともとは、ケルト文化の導入だと見られている。2月2日はケルト歴(英語版)におけるインボルクと符合し、これは冬至と春分の中点にあたる。インボルクなど至点と分点の中間は毎年四つあり、いずれもクロス・クォーター・デイズ(英語版)と呼ばれてケルト文化の重要な日である。
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