置いてけ堀とは? わかりやすく解説

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おいてけ‐ぼり【置いてけぼり】

読み方:おいてけぼり

【一】(置いてけ堀)江戸本所の堀の名。本所七不思議の一。釣りをして帰ろうとすると、水中から「置いてけ、置いてけ」と呼ぶ声がして、返すまで言いつづけたという。

【二】他の者を残したまま、その場去ってしまうこと。置き去りにすること。おいてきぼり。「—を食う」「出世仲間に—にされる」


置いてけ堀

作者岡本綺堂

収載図書鎧櫃の血
出版社光文社
刊行年月1988.5
シリーズ名光文社時代小説文庫

収載図書ちくま日本文学全集 057 岡本綺堂
出版社筑摩書房
刊行年月1993.7

収載図書鎧櫃の血―巷談コレクション 新装版
出版社光文社
刊行年月2006.9
シリーズ名光文社時代小説文庫


置いてけ堀

作者宮部みゆき

収載図書大江戸ホラーコレクション―時代小説ベストアンソロジー 第5巻
出版社ベネッセコーポレーション
刊行年月1995.8
シリーズ名福武文庫

収載図書本所深川ふしぎ草紙
出版社新潮社
刊行年月1995.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書傑作捕物ワールド大きな活字読みやすい
出版社リブリオ出版
刊行年月2002.10


置いてけ堀

作者都筑道夫

収載図書さかしま砂絵なめくじ長屋捕物さわぎ
出版社光文社
刊行年月1997.9

収載図書さかしま砂絵なめくじ長屋捕物さわぎ
出版社光文社
刊行年月1999.1
シリーズ名光文社時代小説文庫


置いてけ堀

作者西村望

収載図書置いてけ堀―川ばた同心御用扣 2
出版社光文社
刊行年月2004.9
シリーズ名光文社時代小説文庫


置いてけ堀

作者木村友馨

収載図書意趣斬り天眼通お蔦父娘捕物ばなし
出版社ベストセラーズ
刊行年月2006.7
シリーズ名ベスト時代文庫


置いてけ堀

作者誉田龍一

収載図書消えずの行灯本所七不思議捕物帖
出版社双葉社
刊行年月2007.10


置いてけ堀

読み方:おいてけぼり

  1. 置いて行くことをいふ。東京本所地名より起る
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置行堀

(置いてけ堀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 09:59 UTC 版)

置行堀(おいてけぼり、おいてきぼり)は、本所東京都墨田区)を舞台とした本所七不思議と呼ばれる奇談・怪談の1つで、全エピソードの中でも落語などに多用されて有名になった。置き去りを意味する「置いてけぼり」の語源とされる。


  1. ^ a b c d e 岡崎 1983, pp. 10–19
  2. ^ 山口敏太郎 『江戸武蔵野妖怪図鑑』けやき出版、2002年7月、40頁。ISBN 978-4-87751-168-5 
  3. ^ a b c 村上 2000, p. 66
  4. ^ 千葉幹夫 『全国妖怪事典』小学館〈小学館ライブラリー〉、1995年10月、59頁。ISBN 978-4-09-460074-2 
  5. ^ a b 日本博学倶楽部 2008, pp. 22–23
  6. ^ 墨田区「置いてけ堀・御竹蔵」案内板。
  7. ^ すみだスポット - かっぱ像”. 墨田区観光協会. 2022年3月1日閲覧。


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