緩効性肥料
緩効性肥料
緩効性肥料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:33 UTC 版)
無機肥料の、持続性が無いという欠点を克服するものとして、緩効性肥料がある。これは化成肥料などがゆっくり溶け出すように固形化したものである。肥料は樹脂、硫黄でコーティングされており、コーティングの厚さにより有効日数(1か月 - 1年程度まで各種)が調節されている。また、窒素に限れば、硝化抑制剤などを尿素と混合し、遅効性としたものもある。追肥するのが困難な道路斜面、治山、砂防の現場の緑化資材として開発されたが、その手軽さから園芸資材としても広く普及している。
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